わかげ

経理と人事をしたい、財務として
と伝えて4月から内勤になって
営業の管理をしてくれ、と言われた

もう数か月したらまた辞めます
と言いにいこうかな、と思っている
引っ越ししたいし

来月モデルハウスが仕上がる
グランドオープンをGWにするつもりらしい
分譲地の余りにイベント業者を呼ぶつもりだった

営業の一人が業者とツテがある
それを期待して他2人の営業は動いてたようだ
それがおじゃんになるようで話し合いに呼ばれた

全容を聞いた
悪いのはツテがある、と言った営業だ
僕はその営業に期待をしたことがなかった

新しく入った若手の営業の子は悔しそうだった
悔しがってそのまま終わるのかな、と思ってたけど
代替案打ち出してチラシ撒きに行ったから少し見ている

悔しがってすぐ行動する人は次がある
悔しがって嘆く人に次はない
僕は次を感じる人にしか期待しない

ツテがダメになることはある
準備しても客が来ないこともある
人がやる以上100%はない

だから次にどうするか
を即座に出せない、動けないなら
次はない

受け止める時間も必要だろう
嘆いて酒を浴びる夜もいるのかもしれない
けれど誰かの時間を使うのなら

いつも思う
ミスればいいって
自分に対して

準備をした
代替案も見つけてある
それでもミスをしろ

ミスや想定外にあった時
どうするか、何ができるか
それの強さが本当の価値だと思っている

頼りにする相手を見極めよう
自分で出来る部分は確保しておこう
最悪の最悪を想定して準備しておこう

と、若手の子を呼んで伝えた
彼はどこかで泣いていたのか
赤い目尻をさせて頷いていた

人が変わるタイミングはここしかない
痛い目を見て自分で自分を情けなく思ったときだけ
変えることもできないし、教えてやることもできない

なぜ悔しいんだろう
それは自分が自分に期待しているからかな、と思う
悔しさを感じない人は自分も他人からも期待がない

期待できる人と過ごす1h
期待できない人と過ごす1h
どちらにお金を払いたいだろうか

みんな期待しては裏切られて巻かれていくんだなぁと思いながらチラシの校正をしている


貯金箱に全額入れて保護猫の会に寄付します