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『本当の生きる意味』を経た今の気持ち

24年働いてきた会社を、7月31日で退職します。
それに向けて、自分の中でのカウントダウンが始まりました。

そのことを決めたのは、ちょうど1年ほど前になります。
その日を迎えるにあたり、本当にそれでいいのかを何度も自問自答してきました。

今のまま働いていればそれなりにお給料も出ます。
社内の風通しもいいですし、上司や仲間にも恵まれています。

でもやっぱり母が亡くなって何もかもがつらくなってしまったあの時の気持ちから抜け出せない自分がいるのです。

母は、私が大学時代に初めて手術を経験し、その後も乳がんによる手術、そして最後は悪性リンパ腫と診断されてから、たった2週間ほどで亡くなりました。

母が初めて手術に至った時がちょうど今の私の年齢くらいです。

こういった病気は今健康であっても、いつ誰の身におきてもおかしくありません。私自身が母のように早く亡くなってしまうようなことがあれば、遅くに生まれた娘も早くから一人を経験しなければならないのです。

そんなことを考え始めると、娘との時間、家族との時間、自分が楽しいと思う時間にちゃんと向き合っていかないと時間がないかもしれないという気持ちになったのです。

毎日をちゃんと楽しもう。



仕事のことで起きた昨日のストレスに悩まされる毎日や、未来に起きるかもしれない仕事の問題などに振り回されることなく、今自分の目の前にある、やりたいことに目を向けて、毎日を楽しい気持ちで埋めていきたい。

今の私の気持ちは、この一択で埋め尽くされています。

だから、退職に向けての自問自答も、周りのことを考えると会社に残ったほうがいいかもしれないという気持ちが何度もよぎりましたが、もうそんなことはいっていられないのです。


だから、7月31日の退職の選択は間違っていない。



毎日を楽しんでいる自分の時を、ちゃんと刻んでいけるようにする。
その一択しかないのです。



だから1日1%を「幸せな時間」で積み上げていきたい。
私自身がそう思い、実践していきたいのです。




今日もありがとうございました。


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