お連れ様の都合でなかなか行けなかった展覧会、終了間際にすべり込みました。（7月3日まで）

簡潔に言うとバルビゾン派＋ブーダンの展覧会。元来バルビゾン派大好きなので眼福のひとときでした。

会期終了間際の休日ということで人も多め。ゆるやかな流れに乗って見ていく間隔のため、説明ボードなどは読めませんでした。ですので個人の印象ですが、落ち着いた（グレージュ系）色味から次第に彩度が増して印象派へとつながっていく流れが概観できて、とても興味深かったです。
画家によりまた絵によっては、シュルレアリスム的にすら見えるポップな水色と白の合わせ技なども見られ、脳が一瞬タイムリープしたような不思議な感覚でした。

ナルシス・ディアズ・ド・ラ・ペーニャの絵もあって、なんだかなつかしく...。八王子市にある村内美術館（家具屋さん？）で、ディアズの絵を何枚か見たことがあります。神話モチーフのものもあり印象的でした。

そちらは、当時東京在住だった男友達（恋愛未満のやつね）に奨められ、「別々に」行った展覧会だったのも、印象に残った一因だったのかも......って、いやいや、コレクションが純粋に素晴らしかったのですよ(^▽^)　機会があれば再訪したい美術館のひとつです。
ルイス・C・ティファニーのステンドグラスもとてもきれいでした。

話が逸れましたが・・・

この展覧会は、2020年7月から、福岡→島根→福井→愛知→東京→宮城→静岡→茨城→広島、と、全国を巡回してきた（参考サイト）ようなので、すでにご覧になった方もいらっしゃるかしら。コロナの期間に重なっているので、もしかしたら開催できなかった地域もあるかもしれませんが...。

さて、ここからは、美術館からの帰りに見かけた百合の写真です。雰囲気がちょっとピーチっぽいかも？🍑　風で揺れる雄蕊が不思議だったので、ショートムービーも。

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