DTM52

エフェクトとしてリミッターやコンプ、リバーブやディレイ、コーラスについて書きましたが、じゃあ他にどんなエフェクトがいいのか、と考えると、正直あまり思いつかないというのが実感です。

エフェクトは極力掛けない、が基本だと思います。もちろんエレキギターのエフェクターのように「掛けることが前提」となっているトラックであればその限りではありませんが、基本エフェクトというのは「疑似的」に音を作るものですから、やはり掛け過ぎないに越した事はないと思います。

当たり前ですが、エフェクトは掛ければ掛けるほど音質劣化の要因になる可能性があるからです。

その可能性があるのはそのトラックの音質劣化だけではありません。

エフェクターを使いまくると、やはりどうしてもパソコン掛かる負荷が大きくなります。そしてそれは確実に全体的なパソコンのパフォーマンス低下につながります。

パソコンに掛ける負荷は少なければ少ないほど良いのですが、DAWって結構負荷を掛けるソフトです。

そうなるとメモリーなりCPUの使用率が高くなり、パフォーマンス低下どころかパソコンにトラブルを起こすきっかけにもなります。

もちろんパソコンの性能によって程度は相当違います。以前使っていたパソコンでcubase使っていたら雑音だらけで音楽制作には使えなくなり、他の機能には何の問題も無かったのに、パソコンを買い替えたこともありました。

自分の場合、余計なトラックを最終的に全部削除するのも、パソコンの余力を確保するためです。

よりよい音楽環境のためにはやはり余力が必要なんですよね。

人間であれ、パソコンであれ。

もちろんその「余力」を作る方法に、MIDIトラックをオーディオトラックに変える、という方法もありますが、その点についてはまた明日にでも。


ほぼ書きたいことを書いていて、読んでいただけることも期待していませんが、もし波長が合えばサポートいただけると嬉しいです!。