見出し画像

赤ちゃんの重さに触れた日

友人に初めての子供が産まれたとの知らせを受けて、早速顔を見に出かけて行った。

赤ちゃんに触れるなんて何年、いや何十年ぶりだろうか。
自分自身が新生児の世話をしていたのは遥か昔だ。気分はウキウキ。
孫の顔を見に行く祖父母の気持ちってこんな感じかしら?

初対面の赤ちゃんはスヤスヤと眠っていた。
わぁ~なつかしい!この姿!尊い!などと静かに騒ぎながら見守っていた。

母親となった友人と談笑していた時に、赤ちゃんがぐずりだした。
そこで早速抱っこをさせてもらった。
ほんわりとした赤ちゃん特有のにおいが懐かしい。

でもギャン泣きされて「おぉぉ」となったがちょうどミルクの時間で、飲ませるのもやらせてもらった。
一生懸命にミルクを飲む姿が可愛い。これも懐かしい光景だーと感動。
そして飲み切る頃にはウトウトとし始めて、ゲップをさせたら腕の中でストンと寝てしまった。

しばらく腕の中で眠る赤ちゃんの身体をトントンとしていたら、自分自身がとても癒された。
決して軽くはない赤ちゃんの重み。これからもっと重くなって、気が付けば抱っこなんてさせてくれなくなる時が来るのよなぁ。

育児事情を聞いたら自身の頃とかなり違っていて驚いた。
もし自分に孫が出来たら、面倒を見る自信はないなと確信した。
お金だけ出して手は出さないようにしよう。
だけど手が足りないという時は喜んで手伝わせてもらうが口は出すまい。

友人と話していたのだが、帝王切開か自然分娩かなんて関係ないよねと。
子宮から出て来た事が出産だよね!と。その通りだと思う。
そして母乳でもミルクでも子供がお腹いっぱいになれば良いのよね!と。
無痛で産んだっていいじゃない。歯医者の治療だって麻酔打つんだからさ。

今度会う時はどれくらい大きくなっているかな。
抱っこならいつでもするから呼んでくれと「抱っこ要員」を志願してきた。

帰りの電車の中で赤ちゃんに遭遇。
ジーッとみてくるので変顔をしたりして相手をしてしまった。
きっと周りからは変な人と思われただろうな(笑)
でも笑ってくれたら嬉しいからやっちゃうんだよね。







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?