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野犬生まれ・保護犬子犬と過ごす日々。 week8【うちの子が1番可愛い】

8週目の病院、パピークラス以外の諸々。


伝えたいことはただ一つ。
トイレトレーは最高だということである。
トイレトレー導入後、シートビリビリのストレスから私達は解放され、また仔犬も大して楽しくないのにやってしまって怒られる、という負のスパイラルから脱出した。

でも分かっている。
この成功はすべて、子犬がシート⇒トレーという変更に全く動じず、変更翌日から当たり前のようにトレーで排泄をしてくれるようになったからだ。

そう。
子犬は、天才なのだ。


大に関しては、排泄前儀式でうまいことトレーにセットできないと、トレー横にしてしまうこともある。
ことも、というか半分くらいはそうなる。
けれどそれも、子犬の大のタイミングが掴めつつある今、新聞紙も置いてみたり、外しててもすぐに片付けることが出来ているので、大して困っていない。
将来的には大だけ散歩中にしてくれないかなぁという野望はあるけど、なにせ内弁慶の初見不得手な子犬なので、外で排泄スタイルを取れるようになるのはずっとずっと先のことだろう。

私たち夫婦は、この子がいることがすっかり日常になった。

私は少し前からそうかもな、と思い始めてたんだけど。
先日ついに、夫が言った。

「うちの子が1番可愛いんだよな」

その通り。
うちの子犬が1番可愛いのだ。
そう自然に感じるところまで来たから、我が家はもう子犬を含めて完全なる群れで、もう大丈夫なのだと思った。

私はすでに、ほんの2ヶ月弱前のコロコロの子犬の写真を見て愛しさと切なさと懐かしさでじんわりし、いつかの未来にこの子と別れる時が来るのかもしれないことを儚く悲しんでいる。
早い。
まだ生後4ヶ月だ。


この子のお母さん犬は、どうしてるのかなぁなんてことを考える。
保護されたという情報は無いから、きっと今も野犬として野犬の群れの中で生きているんだろう。
この寒い中。
餌やりさんがごはんはあげているのだろうけど。
犬だから、本能として生んだことはもちろん解っているけど。
そのお母さん犬が、なのか、それより前の世代からなのか。
確かなのは、どこかで飼っていたニンゲンが逃がすなり、捨てるなり、したということだ。
この子を見ていると、一体なんの犬種が混じっているのやら見当がつかない。 
何代にも色々な犬種が混じったのかもしれない。
和犬系、と言われたけど、よくよく見ると柴犬とはかなり似ていない。
体型やらマズルの長さやら尻尾の細さを見ていたら、ドーベルマンみたいにも見える。
毛質は全然違うけど。
色はシェパードにも見える。
そんなことを話して、飼い主夫婦は『ドーベルマンにシェパードが少し入ってるってことにする?』とか都合のいいことを言っているのだ。

この子の両親犬が、この冬を無事越せますように。
可愛い可愛いこの子を、ありがとう。



この後カメラに襲いかかります(笑)

 

ちなみに、処方されている飲み薬は、トッピングに入れている大根や人参に押し込んだり、ササミに包んだりして、恙無く召し上がっている。
あまりに自然に食べるので、そのまま放り込んでも食べるんじゃないかと思うくらい。


【体重測定】
パピークラスとワクチンで、1週間で2回(副反応含めると3回)病院に行ったので、体重測りまくり。

生後3ヶ月と3週間
7.8kg

4ヶ月で8kgだとすると、中型犬の場合の成犬予想体重は15〜20kg弱というところでしょうか。
メンタルは2kgの小型犬に負けるのに。。



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