映画「サタデー・ナイト・フィーバー」を観て
9月22日「サタデー・ナイト・フィーバー」という映画を観た。
原題は「Saturday Night Fever」。1977年のアメリカ映画で、ジョン・バダム監督の作品だ。
キャストは、トニー役のジョン・トラボルタ、ステファニー役のカレン・リン・ゴーニイ、ボビー役のバリー・ミラーなどである。
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あらすじは、
ディスコダンスに熱中する若者の恋と成長を描き、世界中にディスコブームを巻き起こしたジョン・トラボルタ主演の青春映画。ニューヨーク、ブルックリンのペンキ屋で働く青年トニーは、変化のない日常にうんざりしていた。そんな彼の唯一の楽しみは、土曜の夜に着飾って街へ繰り出し、ディスコで踊り明かすこと。ある日、いつものようにディスコを訪れた彼は、新顔の魅力的な女性ステファニーと出会う。素晴らしいダンスを踊るステファニーに惹かれたトニーは、彼女の自立した生き方に刺激され、自身を見つめ直していく。彼女と新しい人生を始めるため、優勝賞金500ドルのダンスコンテストへの出場を決意するトニーだったが……。
と、いった内容。
で、観終わっての感想。
この映画を観た理由
1977年の映画である。
何でこんな作品を観たかというと、子どものころまで遡る。
いわゆる当時のお兄さん世代が、「フィーバー」という言葉で熱狂していたことを思い出した。ボクはまだ子どもだったので、映画など観に行くはずもなく、時が過ぎた。
そして2023年、「そういえば、あの映画観ていなかったよね。」というわけで、鑑賞したのだ。
今の時代に観ると、あまりにもひどい作品
で、鑑賞して分かったこと。
その当時は最先端だったかもしれないが、2023年に観るとヤバい。あまりにもひどすぎて、言葉にならない。でも、当時の若者は、この映画をきっと評価したのだろう。そう思うと時代のギャップを感じずにはいられないのである。
映画のストーリーがつまらない。そして、出てくる俳優陣、特に女性陣は、なぜあなたは映画に出られたの?というくらい、今では考えられないルックスである。そういう時代だったのか?と思ってしまうくらいである。
ビージーズの曲が懐かしい
唯一、ボクが良いと思ったのは、ビージーズの曲である。
当時、映画は観なかったものの、やっぱり音楽は耳に残っている。
あの、何とも優しげなメロディ。とても懐かしかった。
なぜ、あの時代に流行ったのか?
なぜ、あの時代にこの映画が流行ったのかは分からない。
一つ言えることは、これらの時代を通して、今に至っているということである。だから、今に至るには必要な時代だったのかもしれない。
それにしても、1970年代の後半は、こんな感じだったのだろうか?
2023年に鑑賞し、あらためて、映画自体に求められるものや、その品質の移り変わりを見た気がしたのである。
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