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格好良くなりたい!!

タイトル通りである。
だが自身がもう修正不可能なぐらい格好悪い事はわかっている。つまり、無いものねだりである。

顔はまあ良いに越したことは無いのかもしれないが、あまり気にせず生きられれば理想的だ。問題は中身の方。ただひたすら、中身が格好良い男になりたいと思うばかりだ。これは誰に求められているでも無く、完全に私自身の意地の問題でしか無い

幸い、彼女はあまり気にせずにいてくれている。というより、幼馴染という関係性でもある以上、どう頑張っても既に自身の格好悪さが最大限に知られているので、今更取り繕えない。取り繕えないとわかっているのに、格好良いところを少しでも見せたいと未だに思ってしまっているのだ。往生際が悪すぎる。
実のところ、彼女の方がずっと格好良い。これは関係が進む前からずっと思っていた事である。しっかりしているし、堂々としているし、困った時に的確に助けてくれる。彼女の格好良いところを考えていたらよく「私の方が彼女っぽくて、彼女の方が彼氏っぽくは無いか…?」と思いがちなのだが、彼女も同様の事を考えていたというのが昨日わかった。何だろう、嫌では決して無いが…どことなく悔しさがある。私の理想とするものを持つ彼女が、羨ましいのかもしれない。

格好良くなりたいと思いつつも、彼女が格好悪い私の隣にいてくれているというのは、大いに喜びも感じているし、また付き合った相手が幼馴染で良かったとも思っている。もっと互いを知らずに付き合っていれば、「相手の悪い面」があまりわかっていない中で関係を進めていく事となるので、いざ悪い面を見てしまうと愛想が尽きてしまったりする可能性がある(蛙化現象とか言うらしいが、可愛い蛙を悪口に使うヤツは舌を抜いてやりたい)と考えると、とことん互いの良いところだけでなく悪いところも知った上で付き合うというのは、安心感がとても強い。ただ彼氏彼女の間柄で終わらず、この先夫婦・家族となる事を考えるととても大事なところがクリア出来ているのは、有難い限りである。

色々と書いたが……それでもやはり格好良くなりたい。一生叶わぬ目標かもしれない。だが私はどうしても諦められないらしい。

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