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自由社会は、男らしさを捨てなかった人(陽キャ)しか幸せにしてくれない

イノタコNote第4段

前回は
『家父長性に従い嫁いだ女だけ、陰キャで生きても許される』、『そうでないのに陰キャのままグータラしてる女と、陽キャにならなかった男は全員ゴミ』、『陽キャなら男はスケベで居てもいい』という内容だった

しかし
説明が長くなりすぎるということで分割し、今回は後半の補足説明をしていこう


反論は受け付ける、私は禅問答がしたい
論理のないただのイチャモンはブロックする

因みに
私の身長は170km未満です


  • 陽キャと陰キャの分かれ目

いきなり
陽キャ・陰キャのことを話しても、チンプンカンプンになるだけだろう

本説明に入る前に、軽く触っておこう


前回の通り
一般的に呼ばれている意味とは違い、ここでの陽キャとは『社会性と協調性のある人物』のことを指し、逆にそれが出来ない人間は全員が陰キャである

カオナシみたく『アッアッ……』言ってるヤツだけでなく、セクシークズ男も、自分だけ楽しくガハガハ笑って周囲を困らせているオッサンも陰キャだ


当然ながら
人間は産まれた時、つまり赤ちゃんの時は誰でも陰キャだ

気を遣える赤ちゃんなんて、いる訳がないだろう?


赤ちゃんは未来の大事な労働力となる為
自分の力で生きていくことは出来ないし役には立てなくても、泣き喚くだけで周囲の仲間達からお世話をしてもらうことを許されている

しかし
いつまでもお世話されたままでは居られない、ある程度の力が蓄えられれば『労働力』と見なされ、自分も仲間を支えなければ周囲は受け入れてくれなくなる

大人になっても
人間は仲間からの補助が必要だ、家や食材を全て自分で賄える人物は存在しない

働かないことで仲間から見捨てられれば満足に生きることは出来ない

私達は
泣き喚くことから労働に勤しむことに、仲間を得る手段を変えていくのである

仲間であり労働力に求められるのは、当然『有能さ』だ

魚を獲る、道具を作る、取引を成功させる
何かしらの能力があれば、それを活かして仲間を助けることが出来るからだ

しかし
人間という生き物は、なかなか非力である

筋力を鍛えてもゴリラやパワーショベルには勝てない、速く走れるようになっても速度も運搬能力も自動車には勝てない

脳を生かして偉大なアイディアを思いついても
実行に移す精神、十分な設備、他者にそのことを納得させる話術などが無ければ実現することは出来ない


何故、こんな非力な種族が地球の支配者になれたのか?

これこそ、人間最大の有能さ
『社会性と協調性』を生かしてきたからだ


私達の祖先は、あることに気がついたのである
『筋力や頭脳を鍛えたところですぐに限界が来てしまう、仲間と団結して弱い力を合わせた方がずっと合理的』だと

人間は偉大な頭脳を
道具を作り、想像力を働かせるだけでなく、仲間との連携にリソースを割いたのだ

アイコンタクトや表情から相手の考えていることを読み取り、礼儀という不快にならない為のルールを作り、一緒に楽しく酒を飲むことで絆を深める

こういった
『陽キャさ』はゴリラの筋力や天才のアイディアよりも、遥かに優秀な能力として認められていき


現代でも
重機のパワー、自動車のスピード、スーパーコンピューターの演算処理に引けを取らない力として大活躍している

協調性も社会性もない優秀なスポーツ選手1人より、協調性と社会性のある凡人のオッサン1000人で力を合わせた方が圧倒的に強いのだ


  • 『自由』を勘違いして推奨した陰キャたちは、自分の首を絞めた


こうなると
生まれながらの陰キャ達は、生きるのが辛くなってくる

陽キャにならないと社会の役に立たないのなら、陰キャのことを『偉くない、優秀でも社会のゴミ』として扱うのが当たり前だし、私もそれが正解だと考えている

仮に
陽キャの代名詞たるONE PIECEの麦わらの一味の中に真逆の存在たる天竜人が1人紛れ込み、今まで通り好き勝手に行動しようとすれば、その天竜人は殴られるし仲間外れにされるのが当然である

だって
悪いのはどう考えても、ワガママしようとして周囲に迷惑をかける天竜人の方だからだ


陰キャは仲間外れやイジメの対象にされ
先生はイジメた側ではなく、陰キャに社会性と協調性を身につけるように特訓させるのだ

イジメた側だけが強い陰キャなら、イジメた側をそれより腕力に自信がある先生が殴らないといけないし

イジメた側も陰キャなら、両方をやらなければならない


しかし、ある日
心だけが優しい頭の悪い大人達が、妙なスローガンを掲げてしまった

『誰でも、ありのままで生きやすい社会を』

『如何なる理由でも、教師は生徒を殴るな』

『弱い立場の人を第一に』

それらのスローガンは社会に浸透してしまい
陰キャ達は、協調性と社会性を鍛えずにレベル1のまま大人になってしまった

当然、学生時代は簡単に生きていくことが出来たが
社会人になってからは仲間は得られず、仕事も任せてもらえない

怪物級に優秀ならば
なろう小説みたく周囲からチヤホヤされるだろうけど、その優秀さは加齢と共に失っていく為長続きはしない

股を開くことしか優秀さのない若い社会不適合者の女が売春をし、年食ったらフェミ化するのも同じ理由だ

更に言うと
優秀なだけで迷惑なヤツはチヤホヤされることで余計に調子に乗り、陽キャ達は社会に従うのが嫌になって反社化する危険性も孕んでいる


では、結果どうなったのか?
陰キャを忖度しないことを悪として裁かれるのならば、学校に居る間は適当にその場を切り抜けて、プライベートタイムに『陽キャだけで集まってしまえばいい』と対策を練られてしまったのだ

自分を無敵だと陰キャは勘違いをしているが
実際は陽キャ達に村八分にされており、その間に陽キャ達はどんどん社会性と協調性を身につけ、何をどうすれば社会の中で勝っていけるかを模索して発見している

これを行ってきた陽キャ達は
『陰キャなんてワガママなうえに、優秀でも社会に通用する能力じゃねーから要らないわ』と判断していった

こうして
陰キャ達の天国なのは学校だけで、社会人になった頃には陽キャだけを仲間に入れてくれる世界に突然放りだされる形となった

陰キャ達の理想の世界であった筈の自由社会は
誰も陰キャの尻を叩いてくれなかった為に、却って陰キャが生きにくい社会になってしまったのだ


そして
陽キャ達のグループの中だけでまともな恋愛が行われ、陽キャ達のグループの中だけで結婚・出産が行われ、陽キャ達のグループの中だけで画期的なビジネスが産まれていく

その間に
陰キャ達は、5ちゃんだのがるちゃんだの陰キャの中で階級社会と共産社会を作り、イジメと傷の舐め合いと殴り合いを繰り返している


どうしてこんなことになってしまったのか?
それは私達人間が『自由』という言葉の意味を勘違いしているからである

自由とは
二つの本当の意味を持ち合わせる


一つ目は
『法律も税金も仕事も無い代わりに、舗装された道路も下水道も病院もない未開のジャングルを手ぶらで生きろ』ということだ

凶暴な猛獣、怪我、病原菌
これらに余裕で勝てるタフな人物しか生き延びられない

この現実を知った者は
1人残らず『不自由だけど安全な社会で生きていたい!!』と叫ぶであろう


二つ目は
『最強以外は要らない』ということだ

水泳の自由形はどんな泳ぎ方をしてもいいが、入賞出来るのは『現在判明している最速の泳ぎ方』しかなく、全ての選手がその泳ぎ方をする

全員がクロールで泳ぎ、クロールより速い泳ぎが産み出されれば全員クロールを辞める

その泳ぎ方がスタミナを激しく消耗して常時出来ないのであれば、ラストスパートだけその泳ぎ方で他はクロールで泳ぐのが主流に、もしくはバケモノ級の体力の持ち主だけが勝てるようになる

そんな中
浮き輪でプカプカしながら遊んだり、犬かきが性に合ってると犬かきで泳いでいる人物は全員プールから叩き出されしまうのだ


ソシャゲで全キャラを好きに編成して使えるようになったところで、⭐︎1〜⭐︎4のキャラは何の改造もせずにそのまま使われるのだろうか?

そう、使われるのは
⭐︎5キャラだけであり、その中でもゲームのルールやシステムに合致した性能を持ったキャラだけが、現実で言う『社会がどう動いているのかを知ってる者』なので、これも結局陽キャしか残れない

⭐︎5じゃない君が冷遇されないようにするなら、辛くとも不自由を受け入れるしかないのである


自分が弱いと自覚した陽キャ達は
実際に窮屈でも安定した不自由を喜んで受け入れ、その中で最良の手段を選んでいる

しかし
最強でない陰キャ達は『コミュニケーションを取る為に互いが少しずつ譲歩し、顔色を伺い続けること』を嫌がり、自分が一方的に忖度される構図を夢見続ける為に

最強でもないクセに、自由社会にしがみついて損をし続けるのである


  • 陽キャ達は何処へ?


今では
仕事も結婚も、不自由の大事さをよく理解してる弱い陽キャと自由社会で勝ち残った最強の陽キャが総取りする結果となってしまったのだ

『嘘だ、そんなヤツ見たことないぞ!!』とX(前名称:Twitter)に生息する人々は思うだろう

何故、見ないのか?
この話が本当だとしたら、陽キャは何処へ行ってしまったのか?

それは
『X(Twitter)の外』である


X(Twitter)は
『誰でも自由に発言出来る』というコンテンツであった、現在も陽陰関係なく様々な人が利用している

しかし
陽キャ達は大してツイートせず、その間に『現状に文句のある暇で声だけデカい陰キャのぴえんツイート』に埋め尽くされてしまった

陰キャ達にとって
『俺達はこんなに被害に遭ってるんだぞ!俺達は悪人じゃないのに、こんなのは理不尽だ!!チヤホヤしろ!!!!』という環境は、辛くとも責任を押し付けることが出来るので非常に居心地が良いものだ

そこに偶に現れた陽キャがリア充生活をツイートすると、嫉妬と狂った正義感から陰キャ達は迷惑クソリプを大量に押し付ける


こうなると
X(Twitter)にメリットを見出せない陽キャ達は、次々とXを去っていくのである

陰キャ達は
『やった!ムカつくヤツを追い出したぞ!!』と大喜びするが、実際は強くてリア充出来ている人々は自分達の見えない所でより沢山の陽キャ仲間を増やし、よりリア充になっているのである

陽キャでありながらもX(Twitter)に残ってくれる人々も実在するが、それは彼等が菩薩のごとく慈愛に満ちた人達だからであると理解し、感謝しなければならない


これを書いてる私自身も
成人後に重度の発達障害であることが判明した身であり、自覚なき天竜人仕草をして周囲の人達を不幸にしてしまったうえに碌に成長しない少年時代を送ってしまった

今では酷く後悔しているし
出来ることなら、その時に関わった人達全員に許されなくていいので頭を下げたいぐらいだ


それでも
恥じて地を這いずり回って陽キャに近づこうとし、陽キャになれなくても陽キャの人々を立てていくと誓った私はまだマシな部類だろう


リア充の陽キャを妬ましく思うなら、自分の不遇さを解決したいのなら

陽キャをX(Twitter)から追い出すのではなく
自分がXから出て少しずつ現実や社会に慣れていくしかないのだ


このNoteを読んでも
まだXで『俺達が正しい、俺達は可哀想な被害者』と主張してぴえんする方がメリットがあると選択したのなら

君は責任を背負う苦しみを味合わない代わりに、永遠に社会の負け犬のままであろう、私はもう知らんぞ


今回はここまで

追記・修正していこう

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