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日常小説:完全同時並列高速思考世界vol.10「激働思考の芽生え」編

A「のん(私)?何見ているの?」
私「東〇大学の認知工学科の人にしか見れないサイト」
A「何かじっと見ているけど、そんなに興味深いこと書いてあった?」
私「パラレル思考とその上の行列思考のことやフラッシュ思考のこと、それにパラレルハンズに、、ダメ押しでパラレル記憶術のことを書いたら、面白い回答をしてくれた人たちがいるの」
A「みんなスゴイって言ってくれるでしょ?」
私「スゴイって言ってくれた。けどそれ以上にそれを発展させた答えが返ってきたんだよね」
私がそういうとAは頭で私をどかすくらいに押しやって、サイト画面に見入った。


まえがき(プラス説明
今日も始まりました、てかもう始まっている感じです。
友達Aが家に来た前回の続きでもあります。
このまま説明に入ります。

架空の大学である東〇大学の認知工学科では学生のためのサイトなるものが存在し、自分たちで認知的技術を作り見せ合う場が提供されています。ここではアイデアが自由に発信されていて、他の学生と自由に議論できます。といっても秘密主義の何をやっているのかわからない学生もいますが、卒業のためにある程度が技術発展に寄与しないといけない環境になっています。ちなみに研究方法は心理哲学的な内観や自己実験などが多く、その真偽をきっちり確かめる必要性があります。そのためにサイトを使う学生も多くいます。



東〇大学認知工学科サイト内

私:題名・パラレル思考とその発展形の行列思考について

コメント
X:面白い発想だと思います。
その発展形の行列思考を作るにあたって、私(X)が提供できるアイデアは「行列言語」と「行列文字」といったことでしょうか。
行列思考では組合せ爆発が起こるので言語として認識するのは、もはや言葉だけの音では足りないと思うので、中国の四声のような音程や音量やリズムを駆使するのはもちろんのこと、楽器の音や環境音なども使うことになるでしょう。
さらに行列文字では単純なものしか思いつかないのですが、文字として「ー」と「l」のようなものを採用します。
これを採用すれば例えば(PCでみてね)
①ーl   ll        +l
 lー と ーー を合わせると +ー というような文字上での変化を起せます。
この原理を使うと私(主人公)さんのいう行列同時の作用関係を直列思考でも反映させられるのではないでしょうか?


私:題名・フラッシュ思考の方法

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Y:思考パターン早見表
大枠の思考の表をイメージなり、ノートなりで表しておき、上手く思考の情報を喚起しやすくするのはどうでしょうか?
上述の行列マスではないですが、3×3×3マスを27個用意して立法体を作れば3×3×3マス内のどのマスからも一マス飛ぶだけで3×3×3マス内のどの思考パターンにもアクセスできます。
前提として27の思考パターンであればですが。


私:題名・パラレルハンズでできること

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Z:ツーフィンガー
そんなことができるならば、さらに片手の比較的自由度の高い人差し指と中指を使って書くことができるんじゃない?
ペンは指にテープかなんかで固定することが必要になるけど。
できるようになれば、四つの記述を同時進行で表すことができるようになるんじゃないかな??


私:題名・パラレル記憶術って何とかなりますか?

コメント
犬(実際は本名です):量子イメージング
イメージを重ねることで、量子力学の重ね合わせの状態を作れるのではないでしょうか?
まあ僕みたいな天才になると、このようなこと一瞬で気づくんですがね。
それで・・・・(私(主人公)はソッと画面を閉じました)



A「最後は悪夢をみた気がするんですが。。。」
私「ええ。なんでヤツが??」


説明
行列言語や行列文字はかなり昔に四苦八苦していたもので実際に作り出そうとチャレンジしていました。基礎理論は上述の通り「ー」と「l」で何とかできるんじゃねーのっと思っていました。しかしかなり手強い勢だったので辞めた経緯があります。
思考パターン早見表は3×3マスで考えるとわかりやすいです。これはyoutubeの「円数字」さんという方が発明した方法を三次元に適用したにすぎませんので、そちらの説明はyoutubeの方に任せます。
ツーフィンガーも元ネタはyoutubeで両手の10本の指を使って、一つの文字を一つの指が書ける状態にして「ありがとうございます」というのを書いている動画が上がっていました。ですが、どうやら動画のアップを辞めたらしく、私(著者)がみたときはyoutube上ではその動画が見当たらなかったです。
量子イメージングは、イメージの干渉という性質をどこまで抑止できるかでできるかできないかが決まるので、実際できるかどうかは工夫しだいといったところです。


あとがき
これから大学編に突入するのですが、更新間隔がこれまでより長くなります。一週間に一個出せれば良い方だと思います。なぜならちょっとは現実でも「できる」というのが我がnote小説の売りなので、少しでも実際できることを確認したいからです。

以上です。
高校生編見てくれてありがとうございます!

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