完璧主義者の勉強法

こんばんは。

 今年は、いくつか取りたい資格がありそのための勉強をのんびり進めています。

 自己紹介にも記載していますが、私はもともと完璧主義者なところがあります。

 なので学生時代の定期考査などでは、テスト2週間前にテスト範囲が配られると、まず取り掛かるのはスケジュールを組むことです。
 例えば「1日目は教科書の1〜20ページ、2日目は昨日の復習とP21〜40」
みたいな感じで、数字まできっちり決めてテスト前日までみっちり計画を立てていました。

 それで結局ある日予定通りに進まなかった日を境に、どんどん計画は崩れ、モチベーションも下がり、気づいたらテスト2日前。みたいなことが中学生の時から大学生まで約10年続きました。

 計画が崩れるたびに「今度こそ達成するんだ!」と計画の立て方を見直しますが、永久に夏休みの宿題は8月31日に終わらせるタイプでしたね笑

 なんとか高校受験も大学受験も乗り切り「まあ計画ミスはみんなあるあるだよね」と自分を甘やかしている部分もありました。

 でも、社会人になっていざ独学するとなると、全く新しい分野ではまあ計画なんて全く無意味でした。
だっていざ勉強の姿勢を取ってもちんぷんかんぷんなんだもの。

 その時にハッとしました。
高校受験も大学受験も教えてくれる立場の人が当たり前にいたんです。

 社会人でやる趣味の勉強は、もちろん通信講座などを頼ることもできますが、結局は自分のモチベーション維持が大事なんですよね。

 計画を立てることは一瞬のモチベーションにはなりますが、続かなければなんの意味もありません。

 私はそのことに気づいた時、学生生活16年間甘えてばかりで自分のことなんてちっともわかってなかったんだなと反省しました。

 そして、資格獲得を目指すにあたって、まず自分の性格を見直すことにしました。「あなたは褒められると伸びるタイプ?」「タスクを減らすのは気持ちいい?」「でも、周りの誘惑にはあなた、勝てないよね?」と、自分に問いました。

その結果わかった私の学習面での特徴は
・褒められると伸びるタイプ
・時間が迫るとちゃんとやる
・気が散りがち
・本がマーカーだらけでよくわからない
・・・大まかにこの4つです。

これを踏まえて私は、
・やることリストじゃなくてやったことリストを作る
・タイマーをかけ集中する時間に制限をかける
・最初に細かいことを覚えようとせずに、まず1回読書感覚でテキストを読む。そして2周目に入る前にとりあえず過去問を解いてみる。間違えた問題はどの項目のものが多いか把握する。2周目テキストを読み大事だと思う部分にマーカーを引く・・・

という勉強法を取り入れました。
独学は自分との戦いなのである程度の計画は必要ですが、それで自分お首をしめて勉強を放棄してしまわないよう心がけています。

特に私のような完璧主義者には、タスクを完了することより、何をやったか「やったことリスト」が増える方が達成感を感じやすいのではないかと思います。

タスクを完了できないと「私なんてやっぱりできない」と悲観的になってしまいますが、やったことが増えると「やればできる!」「今日は頑張ったな」と前向きに考えることができるし、そのリストが少ないと「もっと頑張らなきゃ」と考えることができます。

そのため、完璧主義者な性格を逆手に取った効率の良い勉強法だなと私は思っています。

また1回目は読書感覚で目を通す方法については、初めから難しい言葉を覚えようとして息詰まるリスクを軽減するために導入しました。

 まずその分野の大まかな筋を「知る」。理解することより「へー。そうなんだ。知らんかったな」のレベルで触れることで、2周目読んだ時の「頭の中への入ってきやすさ」が大幅に変化すると思います。

 自分の性格を見直すことで「計画を立てなければならない」よいう固定概念を取り払うことができ、さらに短所と思っている部分を逆手に取る形で利用できました。

 勉強の効率化は人ぞれぞれ違うので、うまくいかない時はもっと根本的な部分に立ち返るのが良いかもしれませんね。

 勉強が楽しい!と思えるのは素晴らしいことだと思うので、試験や独学で苦戦してる方がいたら一緒に頑張りましょー!


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