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ジェンダー論の授業で学んだことから考察(皆の意見が欲しい)

こんにちは。
今わたしは大学生で、ジェンダー論という授業を取っています。英語で開講され、8割くらいが外国人のクラス(!)。英語力もままならないけど、なんとか毎週聞き取って頑張っています。w 
そんな中、自分なりに理解したこと、あるいは理解できていないことをまとめます。ぜひ、皆さんの意見をコメントに書いていただけたら嬉しいです。尚、この記事は決して誰かを批判したい目的で書いているわけでなく、ただただギモンに思ったことを議論することを目的としています。
もしも言葉選びがよろしくなかったとしても、それは私の「無知」、そして「ジェンダーマジョリティに属してきたことによる当事者意識の低さ」から来ていると思います。すみませんが、ご理解ください。

〈まず、授業を受けて理解したこと〉

・sexualityとgenderは別物であること。
・ジェンダーと一口に言っても、biological sex(生物学的な性)、
gender identity(性自認)、gender expression(性表現)
にわけられること。
・gender identity(性自認)はたとえば、わたしなら「女性」。
でも、「女性とも男性ともちがう」と言う人もいるし、自分をどうとらえるかは様々。注意したいのは、これはセクシュアリティ(性的指向)とは別物だということ!
gender expression(性表現)とは、「~らしさ」みたいな感じかな?たとえば、ネイルするのは女の子っぽい、とか。でもちょっと、まだわかりきってない。スマン。

〈上記のことを通して、私が感じたこと〉

・まず、大前提としてなんでこんなにジェンダーって複雑そうなの?日本でなかなか浸透しないの?という答えに、言語的な問題があると思います。というか、私は言語学系の学部なので、そこからひも解いていきたいとおもいます。
たとえば、sexもgenderも日本語で訳すと「性」ですよね。つまり、日本語にはその二つの概念を訳し分ける語がないわけです。
そうなると、カタカナで外来語として輸入するしかなくなっちゃう。カタカナになると、途端に意味を掴みにくくなる。
これが、「生物学的な性」や「セクシュアリティ」や「ジェンダー」をごっちゃにしてしまいがちな大きな要因だと思います。
あ、でも安心してください。わたしもめちゃくちゃ混同していました!!

・ジェンダー用語をなかなか理解できないのには、次の理由もあると思います。例えば、私は以下の等式に当てはまると思っています。
「生物学的に女性」=「性自認は女性」=「男性を恋愛対象としてみる」
(Biological sex)       (gender identity)      (Sexuality)
この等式が、あまりにも一般的に広まってしまっているため、ジェンダーアイデンティティやセクシュアリティなどの概念を混同してしまうのではないでしょうか。
実際には、
「生物学的に女性」≠「性自認は女性」なこともあるし、
「性自認は女性」≠「男性を恋愛対象としてみる」
ということもありえるわけです。
けれども、上の等式に当てはまる人があまりに多くて、混同してしまうのではないか?そんな風に考えました。

〈いま、疑問に思っていること〉

・とりあえず分かったのは、「全世界の80億人を、男か女かで二分すること自体が無理があること」そして「人の性格がさまざまであるように、人のジェンダーも多種多様、十人十色である。」ということです。
ここで疑問なんですが、
「そんなに種類あるなら、わざわざ名前つけて分類する必要あるの?」
ということです。人の性格が10種類でも100種類でもおさめきれないように、ジェンダーもそうならば、なぜまたカテゴリーにわけて「アジェンダ―、トランスジェンダー、ノンジェンダー」などと分類する必要があるのでしょうか。分類するから、そこからこぼれてしまう人がうまれるのではないのでしょうか。
考えれば考えるほど、わからなくなってきました・・(-_-;)
みなさんの意見を、ぜひコメントで聞かせてください。
なぜ、分類すると思いますか?

一気に書いてめっちゃ疲れました。
ジェンダーやセクシュアリティの話は、人類全員が無関係でない話です。だれでも議論に加われるからこそ難しいとも言えますが、ここまで共通して議論できるテーマもまた、少ないと思います。
ぜひこの機会に考えてみませんか。

ここまでありがとうございました。
では。

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