見出し画像

“トマトと卵のオイスターあんかけ”をどんぶりで

NHK『きょうの料理』で料理研究家の栗原心平さんが「ごはんがすすむおかず」として紹介されていたものを、どーんとごはんにのっけただけの、お手軽ランチにもってこいなどんぶりメニューです。

心平さんのお母様はあの栗原はるみさん。
こちらの“トマトと卵のオイスターあんかけ”のレシピをみていると、ああ、なんだかやっぱり栗原家のお料理なんだなぁ、と感じさせられます。
(私、栗原はるみさんのお料理、好きなんです)

『きょうの料理』などで紹介される、はるみさんのレシピをみていると、まあまあ複数の調味料を使っていたり、それをあらかじめ混ぜ「合わせ調味料」として用意しておく、ということが出てきます。
この心平さんのレシピもそう。
あと、顆粒だしを使う際には、洋風スープの素と中華風のものとを混ぜていることも多くて、そうやって単調にならないように、奥行きとか深さを出しているのも似てるなぁ。

多分、今一番世間に求められるレシピって、材料や調味料は少なくてよくあるものを使い、工程も少なくパパッと出来て、誰もが失敗しないというものなのかな?と思うんですよね。
でも、はるみさんのお料理は、そういうんじゃなくて、ちょっとひと手間ふた手間かけましょうね、というものに感じます。

でもそれがとても楽しそうで、美味しそうなんですよねぇ。
テレビで見ていて、いやあそこまではちょっとやってられないわぁ、とか、そこまでしてもこんな感じかぁ(←めちゃくちゃ失礼ですけど、ごめんなさい)とか、こちらは勝手に思うのだけれど、どれもこれも「あ、今度、これちょっと作ってみたいな」と思わせるレシピなの、すごいですよね。

この心平さんのレシピはとても手軽なものではあると思うのですが、トマトへの火の入れ方とか、フライパン1枚で作るけれど、1回空けたらフライパンを軽く拭いて、あんを作るとか、そんなちょっとした丁寧さに「栗原家」を感じて、ファンのひとりとしては、ムフフフと思っちゃうわけです。

トマトと卵だものね、年中いつでも作れるものだけれど、太陽を浴びて真っ赤に色付いた美味しそうなトマトが手に入るうちにリピートしておこう。

緊急事態宣言も延長されますしね。
まだまだ「おうちランチ」な日々が続きますもんねー!

サポートいただけると嬉しいです^^