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【焦げたよ】ブルーチーズと蜂蜜のパン【何故だ】

久しぶりに焼いたら、見たことない感じで焦げました。

昨日のnoteに書いていたとおり、今日は朝から「パンを焼くぞー」という気分が盛り上がったので、朝ごはんを済ませたら、もう何よりも優先してパン生地の準備から始めました。

仕込んでいた「いちご酵母液」がもう残りわずか、、、
今からまた中種を起こすというのも季節的に違うかなぁ、ということで今年の分は使い切ってしまうことにします。

ただ、朝から酵母液ストレートで生地を仕込むとすると、すでに最盛期のような勢いは失っているので発酵に時間がかかり、焼き上がりはいつ?となりそう。
なので、ゆっくりと冷蔵庫で低温発酵させる用の生地を酵母液で仕込み、今日焼いてしまうものはインスタントドライイーストで仕込むことにしました。

どちらもほぼ粉は同じ配合です。
強力粉、全粒粉、砂糖、塩、水。
そこに、酵母液が入っているか、イースト(今回はサフ)が入っているかの違いくらい。
オイルやミルクは入っていないので、シンプルで素朴なパンになるはずです。

上のステンレスボウルの方がいちご酵母液のもの。こちらは捏ねないスタイル。
材料をぐるぐると箸で混ぜて、寝かせてパンチ(ボウルの中で生地を折り畳むようにまとめ直すこと)、これ寝かせてパンチと生地を鍛えてから、低温発酵へ進めます。
上の写真はまだ混ぜただけの状態ですが、ここから3回パンチを入れると、表面が綺麗に整った生地になります。

あ、しまった。
このあと冷蔵庫に入れるために、ボウルをステンレスからこの小さいのに入れ換えてしまいました。
見分けがつきにくくなっちゃいますね。
このくらいの状態から、冷蔵庫に入れて2〜2.5倍くらいに育てます。

そして、最初ステンレスじゃない方のボウルに入っていた生地がイーストを使っていて、しっかりと捏ねてグルテンを作ってある生地です。
表面がしっかりと張っていて、つるりん、コロンとまとまっていますよね。
こちらは30分ほどで2倍くらいに膨らみます。(一次発酵)

発酵させ過ぎた?と焦って、フィンガーテストをしてみました。大丈夫、大丈夫。
真ん中に指を刺して、ぶすーーっと生地が萎んだらアウト(過発酵)ですが、ちゃんと力がありました。

これを取り出して分割し、ベンチタイムを取ったのちに成形。細長く伸ばしてから、中にブルーチーズを包み込んでいます。

ここから二次発酵させて、ひと回り大きくなった辺りでオーブンに入れる、という行程なのですが、実は二次発酵でやや過発酵気味になってしまいました。
オーブンの予熱に思ったよりも時間がかかってしまったんですねー。
なので「クープを入れて、そこに蜂蜜を垂らして、霧を吹いてオーブンに入れる」というのをすごく焦ってしまった。
もちろん写真を撮る余裕は無しです。

やー、急げ急げと慌ててオーブンに入れて様子を見ていたら、クープを入れて開いた部分が煮えたっているんです。
え?何それ?何がそこにあるの?何が起こってるの??
なんて言うのかなぁ、パンの表面でオニオングラタンスープがグツグツ煮えてるみたいな状況です。
ブルーチーズが溶けてる?それにしてもそんなに量はないはずなのに?
バターとか油分も入ってないし、、、
とにかく、めちゃくちゃ熱そう。
でも、パンは焼けてくれないと困る。
絶対に焦げそう、そこだけが焦げそう。
どうしよう、これ。
と思っている間に15分くらいなんてすぐに過ぎちゃって焼き上がりました。

これはOKなんだろうか?

パンの生地がガツッと固く黒くなって、焦げているのとは違うんです。
パンの表面に煤(スス)がついたみたいな焦げ方です。
チーズの何かなの?蜂蜜の糖分なの?
黒いところをスプーンで掬ったり、キッチンペーパーで拭いたりすると、ある程度、取っちゃうことも出来ました。
それ自体がアッツアツだったので、口に入れるのが怖くて試せなかったけど。

ちなみにレシピ通りだと、ブルーチーズじゃなくて、カマンベールチーズを入れます。
蜂蜜は焼く前にクープに入れているので、こちらはその通りなんだけどな。
また今度、カマンベールで焼いてみよう。
そして、蜂蜜入りのものと、後入れのものと両方試してみようかな。

あまりにも不安で、1個だけ少しカットして食べてみたら、味は問題なしでした。
見た目の黒さほど「焦げた」匂いも味もなくって、それよりも『ブルーチーズ×蜂蜜』という間違いないよね、という組み合わせをちゃんと楽しめるようには焼き上がっていました。

久しぶりのパン焼きで、大きな疑問を抱えてしまったけど、やっぱりパンは楽しいな。
明日の朝はこの焦げパンを食べます。

そして、冷蔵庫で低温発酵させている生地を明日は焼かなくちゃ♪

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