経営の悩みってなんですか？って話を、お客様の経営者に聞いてみたのです。40代のベンチャーの社長さん。20数名を率いている。

＜経営の悩み＞
1．がんばっているつもりだけど売上ってなかなかあがらないよね。
2．今の売上・利益を少なくとも中長期的に継続できるだろうか。
3．とにかく小さな会社で良い人材が来ないからなぁ。。。
4．自分の伝え方が下手なのか、わかってくれないし、自発的に動かない
5．それなのに人件費は高い。物件費も高くなっている。
6．疲れるばかりだ。本当にこれがやりたいのか時にわからなくなるよ。
7．ということで、毎日、飲みたくなるよな。。。

そんなことかな。。。とのこと。

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で、それから、あれこれ話をして、社長さん、思い直してくれて、あ、今、羅列したのって最低だね。って話になったのです。ですよね、最低ですよね。だって自分のことばかりだもの。

社員のことは人件費扱い。育てることは考えず、良いひとが来ないことを嘆く。それって自分のせいでは？　会社なるものの存在意義は社会に何かを提供するため。売上と利益を稼ぐことではない。それは結果だもの。ということで、色々お話した結果は以下になったのです。

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＜経営の悩み（改）_ 本来はこうあるべきだね、とのこと＞

1．世の中は今後、どう変わっていくのだろうか。自分はわかっているだろうか。「未来は読めない。自分で作ろう」なんて考えも正論だけど、変化に取り残されてはダメだ。

2．そんな中で、今、自分が目指していることは／ビジョンは、提供している価値は、社会の要求に整合しているだろうか、整合していくだろうか。自分の独り善がりではないだろうか。それに、社員は共感できるだろうか。皆でわくわくする未来に一致団結しないとダメだ。

3．社員に安心して挑戦してもらって、成長してもらって、達成感を味わってもらえて、この会社にいたいと思ってもらえているだろうか。より良くするには何をどう変えたら良いだろうか。会社はごまんとあって、ここが唯一の解な訳はないけれど、一期一会、こんな会社に来てくれた社員を大切にすべきだ。

4．自分のコミュニケーションは良質なのだろうか。皆が、厳しくつらい時も、社内を明るく・楽しく・笑顔にさせるチカラが自分にあるだろうか、充分に発揮しているだろうか、どうやって高めたらいいのだろうか。親しみとユーモア、でも真剣。人間性というのか。自分を謙虚に見つめて高めないとダメだ。

5．そして、社員のため、自分のため、それぞれの未来のため、会社という存在を通して、考えるだけではなくて、充分に行動できているだろうか。変化させているだろうか、挑戦できているだろうか。とにかく行動だ。自律して、率先して、仲間には希望を運んで、自ら行動する。デスクに座っているだけではダメだ。

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こんなことを日々、悩み、行動しているリーダーは素敵ですね。ビジョンが自分の人生観と合うなら、一緒にいたいと思えますね。でも、リーダーと言えども人の子。余裕がなくて、イライラ、他責になってしまうもの。その気持ちもわかりますね。。。日々、勉強です。。。

読んで頂きありがとうございます。
（最近出会った素敵な気づきフレーズv7_94）