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職場で社員相互の助け合いが自然に生まれるには?

1.言語  2.出身地  3.学歴  4.趣味・興味  5.世界観(宗教、道徳観、政治観)  6.音楽の好み  7.ユーモアのセンス

この7つが「友情の七つの柱」で「家族でも友人でも、これらの共通点が多いほど関係は強固になり、相手のために行動する気持ちが強くなる」とのこと。

最近、読み終わった「宗教の起源」(ロビン・ダンバー著、小田 哲訳、白揚社)を再度、パラパラしていてこの部分が再び目に入った。

どう思いますか? うーん、違和感あり。和訳の問題かもしれない。詳細定義が解説されていないから自分が勘違いしているかもしれない。が、とにかく、1と2以外はその定義が曖昧だし、よくわからん。。。

そんな中、まぁ、一定のレベルで共通ならば良しとしようと思って、「相手のために行動する気持ちが強い」好きな友達を想定し、共通点を探した。

大学からの友達A:1.3.4
社会人になってからの友達A:1.3.4
社会人になってからの友達B:1.4
社会人になってからの友達C:1.5

日本の友達だから「1.言語」は当たり前に該当。それ以外の共通点の数は1、2個。あまり共通点が無い。そしてその程度の他の友達もいるが、なぜか「相手のために行動する気持ち」は異なる。どうしてか? それに、もし、7分の6や5なんて人が現われたら、もっと強い「相手のために行動する気持ち」になるのだろうか? ボクには今はそんな友達がいないだけか? だから、その気持ちを知らないのか? なんて思う。いずれにせよ納得感は低い。

ここから無理矢理ながら発展させて、社員が「相手(社員相互)のために行動する気持ちが強くなる」条件を考えたのです。仲間が積極的に助け合う職場はステキです。

1.は会社の地理的展開によるけど日本内だけであれば当然に該当する。当たり前過ぎ。で、2~7はそもそも会社では不問。多様性が会社の強さの源泉ならば当然に3は共通しないし、他もバラつく可能性高い。つまり、この1から7には職場という観点からは価値が無さそう。だから別の共通点というか、条件が必要かな。

ということで、以下のように新たに整理:

1. 会社ビジョンに共感(ビジョンがしっかりある)
2. 挑戦的(だから失敗も多々ある)
3. 一生懸命(テキトーやイヤイヤではない)
4. 素直(正直、誠実)
5. 笑顔(接するときはニコニコ)
6. 感謝(小さなことにも感謝の言葉が言える)
7. 挨拶(日々、ちゃんと挨拶)

(尚、「人助けしてくれる」なんて条件は外してます。「助けたくなる」
条件を探しているのだから、助けてくれるひとを条件にしたら、
そのひとを助けるのはバーター的に当然ですから)

で、こんな1~7が自分と同じようなレベルで共通している仲間がいたら自然に助けたくなりますね。「相手のために行動する気持ち」が自然に強くなります。こんな点が共通している仲間を上手く採用していきたい!ですね。

なんて思ったけど、なんだか当然な7つですね。共通点というか条件というか、なんと呼べばいいのかですが、職場だけの話ではないです。友達でも家族でも誰でも同じ。

ということで、冒頭の7つではなくて、これらこそが「友情の七つの柱」ではないかしら。

そして、まさに自分こそがこうあれ、ってことですね。自戒です。


読んで頂きありがとうございます。
(最近出会った素敵な気づきフレーズv7_64)


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