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男性スポーツ選手の奥様を集めた番組。逆は無い?から思うこと。(ベターアイデア? v3-72)

人材エージェントの友達に採用の件で相談。最近の若者、Z世代、女性の活躍、女性の方が優秀ね(って上から目線)、コロナ落ち着きでの転職市場、IT大手のリストラの件、そんな話。

で、雑談もあって、昨晩、テレビで、スポーツ選手の奥様を集めて、旦那さん(つまりスポーツ選手)の拘りや、プレーに支障を来さないためのユニークな生活をお喋りする番組があった、とのこと。奥様もアナウンサーやアイドル出身の方が当然ですが出演していて、皆様お綺麗で「楽しくみたよ。」とのこと。この友達は男で、女性が画面に映っているほうを喜ぶタイプ。

でも、ふと思う。逆は無い。女性のスポーツ選手の旦那(男性)を集めた番組。旦那から見た、奥様の不思議な、そのスポーツのプロフェッショナルだからこその言動・生活スタイル・日々気にしていること、などを紹介する番組は無い。あるのかな。ボクが知らないだけ?。。。

「男性は、しゃべりが下手だからじゃないの。」と友達。でも、当然、事前にリハーサルするだろうし、コピーライターなのか番組制作会社の方が何をしゃべるかは話をヒアリングしてまとめて。脚本が一定レベルある。もちろんフリーで好きなことを話していたら、番組のおもしろさが担保できないし、いつ撮影が終るか分らず、ストレスだし、予定も立てられず非効率なだけ。男性だっておもしろいこと話せるだろうし、MCの方がいればどうにかなるはず。でも、無い・・・(ボクが知らないだけかもだけど)

ボクは何度か転職している。日本の大企業、外資の日本オフィス数社、先輩と一緒に作った会社。国内ベンチャー。女性の上司は2回だけ。2回というのは、文字通り、部署が無くプロジェクト毎にころころメンバーが替わる会社に勤めていた時に、2回のプロジェクトだけ、女性のマネージャーの下についた、という意味。期間で言うと両方で7ヶ月ほど。そのマネージャーの上司は男性だった。

この手の話になると思い出してしまう。「男はなんの役に立つのか」。「人間の性はなぜ奇妙に進化したのか」(ジャレド・ダイアモンド著、長谷川寿一訳、草思社))という本のひとつの章のタイトル。

これを読むと、いやぁー、本当に男って役に立たねーなぁー、と思う。ミツバチのように女王バチと交尾に成功したら死んだり、カマキリのようにオスが交尾中にメスに食べられてしまうぐらいでいいのか?なんて思う。1997年の作品なので、25年ほど前の考え方。今は男性の”価値”が見つかっているのかな???

「メスと子に提供されるサービスという点で、ほとんどの哺乳類のオスは精子を注入する以外は役立たずである」。

「男性はきまって大型動物の狩りに多くの時間を費やし、一方、女性は植物性食物と小動物の採集、および子供の世話に多くの時間を費やす。人類学者の伝統的な見方では、この普遍的な役割分担は労働の分業とみなされ、核家族全体の利益をもたらす健全で協力的な戦略であると考えられてきた」、けど、単に男は「家族のためより自分のために狩りをする」だけ、とのこと。あっちこっちの女性にたまに捕れた大型動物を分け与える特権を得られることで、”遺伝子を残す”に有利だから。。。

「男はなんの役に立つのかという疑問は、人類学者のあいだではもとより、われわれの社会でも論じられつづけているのだ」。

いやぁ、その通りと思ってしまう。そう言うこの友達とボク。お互いに「お前に紹介できる女性はいないな。女性友達がお前にはもったいないし、彼女を不幸にしそうだものな。」的なやりとりが昔から。

自分はたまたま男に生まれて、男の遺伝子をベースに、教育と習慣と文化で、さらにたまたま「男」になっている。だから、自分勝手で、女性を傷つけるようにできあがっているのですね。遺伝子のせいにしたいけど、ま、許されないですね。だから、そう注意しながら男性として社会で生きるべきかなと思います。

今後、職場では女性の上司もどんどん増えてくるでしょうし、そうあって欲しい。その方が今の、今後のますますの、流行言葉でいうVUCAな世の中では、今までの常識では社会が維持できない状況では、伝統的な男性脳ではダメかなと。社会学的にも?人類学的にも?そう示しているような。。。

今日のベターアイデア:
男性なボク。たまたま男に生まれ、男の遺伝子をベースに、教育と習慣と文化で、さらに「男」になっている。つまり、たぶん、自分勝手で、女性を傷つけるようにできあがっているのですね。「男」であることを変えられないから、自分はそういう存在であると注意しながら日々、社会生活してくべきかなと。そして環境問題をはじめ、今後の社会は女性の方がうまく導くような。ま、女性、男性関係無いかな。。。ま、自分(男)であるから、無意識で男になって誰かを傷付ける可能性を思って、日々気をつけるは、ベターアイデアかなと。

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