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部下の「個性」を大切に「寛容」に「関心」を示し「共感」し「傾聴」しよう

土曜日だけどちょっとオフィスへ。すると在宅勤務が大好きなもぐらさんに出会う。

「おー、もぐらさん、在宅大好きなのに土曜にオフィス。めずらしいね。そして久しぶりね」

「あ、ボクさん、こんにちわ。ですね。で、正確には在宅というよりリモートが好きなだけです。家は別に。。。オフィスから家からリモートがいいです! そしてちょっと在庫をあさりに来ました。そしてついでにランチ行きませんか?」

「あ、そうね、ちょうど一巡したあたりでお店も空いているかもね。って土曜だから空いているか」。ということで、近くにお昼を食べに。

「ところで、ネイルやってみたんです」

「あら、ネイルなんてしてなかったものね。どういう心境?」

「いや、なんとなくなんですけどね。でね、ネイルはどうでもいいのですが、してくれたひとの妹さんが韓国人の旦那さんと結婚してソウルに住んでいるという話になって、おおお、チャンス!と思ってBTSの話を振ったら、その人は全然知らなかったんです。

でも、近くにいたスタッフが「私、BTS大好きです!」って寄ってきて隣に座って、ずーーーーとBTS話でもりあがったのです! というか店のスタッフですよ。何もしないで、ずっとしゃべっていたのです。仕事しないで。で、お会計で次の予定を決めたら、その子が「私、休みだけど来よう!」とか言って。なんか、まだ見習いでお客さんのネイルはできないから暇だったんですって。ということで、初めてネイルがとても楽しかったんです。BTSは世界を救いますよねー」。

とのこと。もぐらさんはBTS大好き。

「ま、サービス業だし、ネイルなんて、じっとしていないとだから、映画かドラマを見せるか、ぺちゃくちゃしゃべるしかないでしょ。お喋りなひとを採用するんだよ。美容師もマッサージ師も同じね。しゃべるけど技術は上手い。でも、しゃべらなくても黙々と仕事をこなすこともできる。こういうキャラがいいし、育てるんだよ。勝ちパターン」

「あぁー、そういうツマラナイ正論はダメですよ。仕事じゃないのです。BTSのどんな話をしたのー?って聞いて下さいよ」

「あ、そうね。どんな話をしたの?」と尋ねてしまったので、ランチ中はBTS話が続いたのです。ボクもだいぶ詳しくなっています。初めは全く興味がなかったのです。

が、リーダーたるもの、「個性」を大切に「寛容」に「関心」を示して「傾聴」し「共感する」がいいのかなと思っていて。5Kの法則です。色んなリーダー像がありますが、答えはないですね。本人のらしさによります。スポーツだって芸術だって料理だってみなそれぞれで一流です。答えが一つのわけはない。

で、話戻して、今では、どうして、一見普通の、と言ったら怒られるか、かなりのイケメンも確かにいるが、韓国の男性アイドルに世界中でビックリする規模の多くの人が沼ってしまうのか、興味津々です。なので、もぐらさんの話も楽しく聞いています。ジャニーズとは比較にならないほどの魅力(人柄、努力、友情、パフォーマンスのすごさ、才能、それらを伝える広告の上手さ)があるのでしょう。。。

ということで、興味無きことでも、部下の話を聞いていると、面白くなっていくものです。

そして、もぐらさんは年下なのでボクが奢ってあげたのですが、「おいしかったです! 楽しかったです! 土曜にしぶしぶ来たけど、いい土曜日でした!」とのことでなんだか幸せそうでよかったです。って、まだ仕事残っていますよ。。。

ま、こういうのも上司の役目でしょうか。リーダーの役目でしょうか。ま、そう思うのです。仕事の時間以外で、聞いてあげて、たまには奢ってあげて。別にいいんじゃないかしらと。



読んで頂きありがとうございます。
(最近出会った素敵な気づきフレーズv7_85)


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