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『「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』を読んで(その2)

新年、あけましておめでとうございます!
2024年は「毎日1時間読書する」と、決めました。
と、いうわけで今回は少し長めです。

今回読んだ箇所は、以下です。

文章は必ず「推敲」する
「わかりやすい言葉」を選ぶ
比喩・たとえ話を積極的に使う
接続詞を「正しく」使う
思いつきはメモに、思考はノートにどんどん書く
「正確さ」こそ、文章の基本
「名文」を繰り返し読む
主語と述語はワンセット
語彙力をつけろ、辞書をひけ
「、」「。」をテキトーに打たない

日頃の自分と照らし合わせながら読みました。いくつか今後の生活や行動に活かそうと思いました。
以下、自分の備忘録、学んだことのアウトプットとして細かく書いていきます。


文章は必ず「推敲」する

これまで、「推敲」といえば、一度書いた文章を、改めてもう一度見直してみるくらいにしか認識していませんでした。
しかし、この本では、一度書いた文章を「最低でも一晩、できれば1週間寝かしてから推敲しよう」とありました。
書いた直後では、第3者の目線で読むことができないからだそうです。記憶が残っている分、スラスラ読めてしまうのも、推敲には適していないとも。
そこで、しばらく時間が経ってから推敲するか、あるいは第三者に推敲してもらうのが効果的だそうです。
また、書いた文章を音読するのも良いそうです。

「わかりやすい言葉」を選ぶ

わかりやすさの目安は、「中学生でもわかる内容」。
専門用語は使わない、使うとしても解説を必ず入れる。
そして、「自分がわかることは相手も当然わかっている」という認識を一度捨てること。
名文家としても有名だった福沢諭吉が、なぜわかりやすい文章を書けたのか。それは、「身の丈にあった言葉を使ってたから」だそうです。
「身の丈にあった言葉」とは、普段から使っている言葉のことです。
わざわざ辞書で調べて、普段使いもしないような言葉を使っていては、相手に伝わらない。

比喩・たとえ話を積極的に使う

比喩・たとえ話を使うメリットはいくつかある。
ショートカット→少ない文字数で伝わる。
(他にも3つあったが忘れた笑)
比喩には直喩、隠喩、擬人法の3つが多く使われている。
初心者はまず直喩を使い、慣れてきたら隠喩を使いこなせるようになると良い。

接続詞を「正しく」使う

接続詞を使うことで、文章が論理破綻しなくなる。
しかし、使い過ぎると文字数が多くなり、読みにくい文章になる。
が、かといって全くないのも理解しにくい文章になってしまう。
そこで、まずは何も考えずに接続詞が入るところは全て入れて、次に推敲するときになくても伝わるものは削る、という順を踏むと良い。
特に、順接の接続詞は削りやすく、逆接の接続詞はあまり削らない方が良い。

思いつきはメモに、思考はノートにどんどん書く

文章力に関する本の著者の多くがここに触れていたそうです。
文章は、文と文の組み合わせです。
1つ1つの分の内容は、普段から集めるように推奨しています。
どこで良いアイデアが出るかわからないからです。
ある著者によると、思いついたことは30秒〜1分で忘れてしまう。そこで、何かアイデアが思いついたら、いつでもメモが取れるようにするように主張しています。
それらのアイデアの蓄積が文となり、文章となる。

「正確さ」こそ、文章の基本

特に論文においては、正確に読み手に伝わるかどうかが、重要。
たとえその文章が、語彙力と表現力の豊かな文章だったとしても、読んだ人に正確に伝わらなかったとしたら、それは駄文です。

「名文」を繰り返し読む

「名文」とは、自分が「好きだ」「こんな文章を書けるようになりたい」と思えるような文章で良いそうです。
それを日頃からよく読み、その文章のリズム、語彙、バランスなどを身につける。
本書で進められていた名書は多少、古い本でしたが、それは負荷と捉えて、トレーニングのつもりで読むと言いそうです。

幸い、僕には目標となる明文に出会えているので、当分はそれを何度も読みます。でも、この本にお薦めされてる本も読んでみようとも思う。

主語と述語はワンセット

主語と述語が離れ過ぎていると、意味が伝わらなくなったり、異なる解釈で捉えられかねない。
なるべく主語と述語は近づける。そもそも必要以上に主語を省略しない。接続詞と同様、まずは入れて、推敲の段階で入らなければ削る。

語彙力をつけろ、辞書をひけ

これは文章を書く時ではなく、書いていない時の心構え。
辞書、と聞いて本の辞書を買おうかな、と思った。類語辞典も語彙が広がりそう。

「、」「。」をテキトーに打たない

「。」はともかく、「、」がけっこう難しい。個人的には文節ごとに「、」をよく打つ癖があります。ただ、自分でも「、」を使い過ぎてないかと思うことも。その辺も意識しながらいろんな本を読むと勉強になりそう。
本書には100冊に書かれていた内容をもとに、「、」を打つ8つのルールが紹介されていたので、参考にします。

まとめ

駆け足ですが、昨日までに読んだ内容をまとめました。
ちなみに推敲はしてません笑。

余談ですが、毎日1時間の読書をする。すると、読んだ内容を即座にアウトプットしようとなると、毎日1時間の読む時間とは別に「書く時間」も確保しなければならないことに気づいた。
今は時間に余裕があるからいいものの、今後忙しくなったら、続けるのが難しい気がする。
「読んで即座にアウトプット」は、「つぶやき」にしようか?使ったことないけど、確かnoteにはそんな機能があったはず。
色々模索します。




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