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夫の改姓手続きあれこれ

こんにちは。
この度私は入籍をいたしまして、妻の姓を名乗ることにしました。

妻姓の選択はまだまだ世の中では珍しいパターンのようです。
今回、貴重の経験ができたなと思うのでどのような手続きをやったかを備忘として残そうと思います。

※私の場合は婿養子ではなく単に妻姓を名乗る形式の婿となりますので養子縁組に関する諸手続きについては記載がない点ご留意ください。

入籍前に準備したこと

入籍当日までに準備したことは以下の2つです。
・新姓に変わる各種登録情報の洗い出し
・実印(新姓)の準備

有給を使って諸々終わらせてしまおうと考えていたので、予め改姓の影響が考えられる名義やアカウントの洗い出しを行いました。思いつく限り挙げてみると結構多かったです。

併せて、新姓の印鑑を購入しました。実印を役所に届け出ている人は入籍日に印鑑登録の情報も更新する必要があるので、事前に購入しておくと二度手間にならず良いかと思います。

入籍後の動き

ここからは入籍当日の動きを書いていきます。
大抵の人には当てはまるかな〜といった内容が羅列してあるので洗い出しの参考にしていただければと思います。

〜役所系〜
まずはじめに行うのはもちろん入籍の手続きです。これがないと何も始まりません。
2人の住まいがある市区町村の役場に行き、婚姻届を提出しましょう。
混雑状況にもよりますが、1,2時間位で手続きが終わります。
終わったらこの後の手続きのために住民票やら印鑑証明を何部か役所で発行・印刷しておくことをオススメします。きっと使います。

[変わるもの]
・戸籍
・住民票
・印鑑登録
・マイナンバー(印字追加)

〜免許証〜
入籍の手続きが終わったら次は免許の更新をしましょう。
手続き先は免許センター or 警察署になります。
警察署での手続きだった私の場合は10分くらいで更新が終わり、免許裏面の備考欄に新姓が印字されました。

[変わるもの]
・免許証(印字追加)


〜保険証〜
会社勤めの人は入社時に健康保険証が発行されているかと思います。
人事・総務部に入籍の旨を伝え保険証再発行の手続きをお願いしましょう。
その際、たぶん年金とか給与とかの手続きもしてくれると思います。

[変わるもの]
・保険証

〜銀行・証券・クレカ〜
改姓に伴い、銀行の口座名義人等も変更になります。
メガバンク系は窓口での手続き、ネット銀行系はオンラインでの手続きが多い印象です。
メガバンク系は事前に来店予約をしておくとスムーズに手続きしてもらえるので、最寄りの支店を調べて予約しておきましょう。
また、ローンを組んでいる人はそちらの契約内容も変更となりますので、事前に担当者に確認しておくと良いと思います。

[変わるもの]
・銀行口座の名義
・クレカの名義
・証券口座の名義

〜車〜
私は車を持っていないのですが、代わりに二輪を保有していましたのでこちらの手続きが必要でした。
自動車・二輪ともにナンバープレート記載地域の管轄の運輸局への訪問が必要です。
私はこちらをやり損ねてしまいました。
運輸局は平日のみ営業なので注意が必要です。

[変わるもの]
・車の所有者情報

〜保険〜
保険に加入している人は契約名義の変更が必要です。
私は上述の二輪に対して任意保険をかけてましたので変更を行いました。
その他生命保険等に入っている人は代理店に連絡をして手続きをしてもらいましょう。

[変わるもの]
・保険契約の名義

〜携帯電話〜
スマホのキャリアも名義変更が必要です。
私は格安SIMだったのでwebでの手続きと書面の郵送で完了しました。
大手キャリアの場合は窓口で対応してもらうのが良いかと。電話だとたらい回しにされるイメージがあるので…。

[変わるもの]
・携帯キャリアの契約名義

〜SNS〜
急ぎではないですがSNSの本人確認も更新しておきましょう。
万が一の凍結があるかもしれないので。

[変わったもの]
・SNSの本人認証
・表示名(人による)

〜ECサイト〜
ネットで買い物をする人はこちらのアカウント情報も変えておくと良いです。
表札を変えていたりすると配達員の人が困りかねません。

[変わるもの]
・Amazonや楽天等のアカウント情報、配送先

〜奨学金〜
若い人向けの記事なのでこちらも書いておきます。
奨学金を借りている人は上記の銀行口座名義の変更に合わせて、こちらの出金口座も変更届け出をしましょう。
お堅い機関なので少し緊張しましたが、電話口でサクッと対応してくれました。

[変わるもの]
・奨学金の借入人情報
・奨学金の出勤口座名義


これらの手続きを一日で終えるのはなかなか骨折りでした。
(まだ終わっていないものもありますが…)
銀行周りでかなり時間を使ったのでこれを機に口座やらクレカやらは断捨離しようと決意した入籍日となりました。

手続き自体は嫁でも婿でもそれほど変わらないと思うので、これから姓が変わるという皆さんの参考になれれば幸いです。

閲覧いただきありがとうございました。


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