ありがとう!ラグビー日本代表!
ラグビーW杯、日本vsアルゼンチン
最高でした!
それにしてもラグビーは他のスポーツよりもなぜ応援したくなるのだろうか?
選手自身が懸ける熱量の大きさはどのスポーツも平等なのは間違いないし、
という事は、勝手に応援する自分がラグビーと他の協議との間に何か明確な違いを感じているからだろう!(そうに違いない)
ラグビーが他のスポーツと大きく違うことは、身体の張り方と献身性だと思う。
見てるだけで本当にツライじゃん。。
選手同士のフィジカルコンタクトは一見した通り、強烈だ。
100キロを超える筋肉の重戦車が容赦なく襲い掛かってくるのに耐えなばならない。
相撲はぶつかり合いはあるものの一瞬だ。一瞬でも死ぬっちゃ死ぬけど。
ラグビー以外のスポーツの多くは危険な接触を回避するために強烈なチャージをファウルとして規定しているルールが殆どだ。
ネイマールはルールの裏をかいて、サッカーの試合中におのずからダイブしたりでんぐり返しをしたりと忙しい。
ラグビーは違う。
フィジカルコンタクトが競技の前提になっている。
ドレッドヘアの堀江選手に全力タックルされたら、身長165cm72kgのぽっちゃりデブの自分は確実に2回は死ぬ。
まちがいない。
加えて、フォワードの選手はボールを前に運ぶための潰れ役にならねばならない。
ウイングの選手が走り込むための陣地取りにフォワードの選手自身が自分自身を費やさないといけない。
私たちは自分が主役になる状況もあるだろうし、人生の主役が自分という事は事実であるものの、主役ばかりではいられない人たちがほとんどだろう。
私も会社ではただの人、イチ従業員。
会社の指示に従い、定められた業務に日々コミットしている。
会社以外に属するコミュニティでは、それぞれのコミュニティで期待される役割も違うものだ。
自分がそれぞれのコミュニティで献身的に貢献している姿を、無意識のうちにラグビー代表に重ね合わせてしまうと、感情移入せずにはいられない。
日本人は勝った負けたの話が大好きだし、勝てば官軍ということわざもあり、がぜん”勝負”ということにこだわり過ぎるきらいがあるように思う。
自分の人生をより豊かにするという意味でも今日の日本vsアルゼンチンは良い試合でした!
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