見出し画像

[中学生ブロガー] オススメ                  六四三年への過去わたり                                                 平城の氷と飛鳥の炎                            

あらすじ

 平城京の陰陽寮で働く言祝は、星読みの青年で、天文・時・暦などに携わる部署に所属していた。
 大化の改新直前の飛鳥の地には「日本書紀」まとめるに欠かせない重要な書物があり、それが蘇我氏が滅びることになる乙巳の変で一族とともに蘇我氏の邸で焼失してしまった。
 言祝はその書物を探し出し、炎に包まれる前に持ち帰るよう命じられた。
 書物のありかを突き止めるため、蘇我氏の邸に紛れ込ませる女の子として、自身が見込んだ少女、沙々。
 平城京と飛鳥、七十年の時を超えた冒険の物語。
                 そして、迎えた結末とは…?

私の薦めるポイント

 私の薦めるポイントは、五、舎人親王です。
 この場面では、沙々が初めて舎人親王と対面し、その場で武智麻呂の息子武智仲丸を紹介されます。
 そして、舎人親王の口から過去わたりの目的と危険性などを語られます。
沙々は決意を固くします。
 しかし、次話で沙々が見たものとは・・・?

言祝は兄弟子達と同じように飛鳥で死んでしまうのか?
               日本書紀は無事に完成するのか?

言祝と沙々の二人の時を超えた冒険談!
                ぜひ、読んでみてください!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?