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とりとめのないこと2022/12/08 Nothing’s gonna change my world,Just Gimme some truth

1980年12月8日、ジョンレノンが撃たれて死んだ。
42年も前のことで、きっとその頃生まれた誰かは、誰かの父親や母親になってたりする。

僕はビートルズのいくつかの曲と解散してからのジョンレノンの曲が好きだ。

一番すきなのは
Across the universe

歌詞がとても好きだ。

Words are flowing out like endless rain into a paper cup
They slither wildly as they slip away across the universe
Pools of sorrow waves of joy are drifting through my opened mind
Possessing and caressing me

Jai guru deva om
Nothing’s gonna change my world
Across the universe The Beatles

時々、この歌詞が僕そのものの気がするくらいに好きだ。

Nothing’s gonna change my world
何者も僕の世界を変えることは出来ない

嘘と傲慢と高慢と消耗品を身に纏ってるひとたちがホテルのロビーに降りると湧いて出てくる。
スーツと立派な車で乗り付けて来た顔のない中年の女がクロークで喚き散らす。
誰もその女の存在を気にしなかった。
一見、洗練された上部だけの《言葉》が顕在化した瞬間みたいだ。汚れて曇った水槽の中、上部だけ洗練された中身のない《言葉》として金魚たちが泳ぐ。
高層ビルとビルの間に車が止まる。
きちんとした服できちんとした車に揺られて飽きずに次から次へとやってくるブルシットこの上なさそうなひとたち。
ひとまとめにして思い切り石で叩き潰して、もうやめてくれ、と悲鳴を上げながら懇願されても殴り続けてやる。
そういうやつは懇願してこちらが殴りつけるのをやめたら、何事もなかったかのように、きちんと背筋を伸ばして革靴から泥を払い、アタッシュケースを拾い上げてスタスタと所定のビルへと消えていくだけだからだ。

能面を被ったのっぺりとした顔は機械みたいな声でクソみたいな嘘で塗り固めた言葉を発して何も見えていない真っ暗な目で無邪気な女の子に意地悪を言う。

無垢の女の子はそれらの存在を軽々と飛び越えて、両手を広げたぶんだけのささやかであどけない世界と下衆な世界とを交互に観る。

その女の子をびっくりさせたくないから僕は石で殴りつけるのを我慢して見なかったことにする。

僕は女の子の手を引っ張って、彼女の元いた森まで送ってあげたい。

2番目に好きなのはLove。

愛さえあればいい。
ひとだけじゃなくて生きるものも空気も土も星も太陽も愛しかない。

愛を馬鹿にするやつはほんとは愛が死ぬほど欲しいって知ってる。
他人の愛しあう姿を見て自分にはないものだと絶望し、踏みつけてぐちゃぐちゃにして元に戻せないくらいに壊したくてうずうずしてる。
しがみつきたいくらいに愛が欲しい気持ちと暴力性は表裏一体だろう。

僕の世界は、何もかもがあるがままの生と死でできていて、愛されないひともいないし、遊びで羽根をむしり取られる蝶々もいなければ、むやみに踏みつけられる草も産業廃棄物や放射能で汚染される空気も水もない。

真実は愛を知ったずっとあとからついてくる。

今日のチャイ語
情绪万种
qíng xù wàn zhòng
色んな感情

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