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「安物買いの何とやら」とは私の事です

こんにちは。ぼーんぐんです。

メガネを新調しました。

本当は先月にもメガネを新調して運転免許証更新に臨みたかったんですけど、残念ながらタイミングが合わず買えずにいました。

ところが先日職場でメガネの鼻パットが突然外れたんです。

このままではパットを支えていたフレームの尖った金具が鼻の付け根に直にあたります。

痛いよ!

どっちみち買い替えの時期だったんですね。

早速職場からの帰り道、駅前のメガネチェーン店に駆け込みます。

落ち着いたBGMが流れる店内は新年度が近いからか多くの人で賑わっていました。

若者からサラリーマンまで先客は皆それぞれ気になる商品を手に取り思案しています。

私も負けじと店内を一周。ディスプレイから気に入ったデザインのフレームをピックアップしては試着してみる。

その繰り返しです。

私は近視が強いので裸眼では鏡に映った自分の顔がぼやけるんですよね。

メガネをかけた雰囲気がわからない。

まあ、容姿を気にする歳でもありませんから、スマホで自撮りすることはせず大体あえば良しと諦めます。

フレームが決まれば次は検眼。順番を待って店員さんに託します。

私のメガネは遠近両用です。学生時代からの近視にプラスして年齢からくる老眼に対応しなくてはなりません。不便になりました。

検査機は2種類です。

遠くのアドバルーンを覗くタイプと、昔ながらの"Cマーク"のタイプ。変わり映えしませんね。ほんの数分で終了です。

あとは支払いを済ませば一週間後の完成を待つばかり。

何とスピーディーな事か。

昨今モノの値段は上がり続けていますがメガネだけは例外のようで比較的安価に買えるのは有り難いですね。

一万円台のメガネは、さほど悩まず買える範囲で助かるんですけど、その分お店の接客対応はあっさりしたもの。

遠い昔の記憶ではメガネは眼科の医療機器の取り扱いとばかりに白衣を着た専門家がいたものです。

丁寧なアドバイスと時間をかけた接客で安心感がありました。

しかし現代はこう参りません。

白衣の専門家ではなく私服のアルバイト店員が機器を操作し、流れ作業のような扱いを受けます。

客への手間を減らすことが低価格の秘訣なのでしょうね。

実は鼻パットが外れた元のメガネは無料修理してくれましたので本当のところは新調しなくても良かったんです。

でも私は小市民。

相手に親切にされると買ってお返ししたくなるんですよね。まぁこれも縁。良いキッカケだったと納得することにしました。

現代は身の回りにモノが溢れています。不要なものまで買う癖がついているんでしょうか。

壊れても無いのに次々新しい物を買ったり、デザインが変わっただけで新製品に買い直す人も多くいます。

何故いらない物まで買ってしまうんでしょうね。広告が巧みなのか日本人が豊かなのか。

結局はストレス社会がもたらしている産物なのかもしれません。買い物はストレス解消になるようですから。

食品スーパーでバスケット一杯の買い物も、その日のストレス発散だったりしませんか。

買ったものの何割かは食べることも無くそのまま廃棄に回る現代ですから、本来はいる物をいる分量だけ買い求めるように改めるべきでしょう。

しかし私を含めて大方は、お腹が空いた状態のまま食品スーパーで物色しますから必要以上の買物に走るんです。

困ったものです。

勿論これは有店舗に限ったことではなくスマホの買い物も同じかもしれません。

手軽さは便利な反面よく考えずに物を買う癖を定着させました。

SNSから流れてくる広告に惑わされすぐにポチッとね。本当に必要なのかは後回しになるんです。

メガネの後日談。

仕上がりの日に訪れますとクリーニング屋さんから洗濯物を受け取る感覚。レジでそのまま手渡しです。

アレレ?

昔は必ずあった仕上がり品をかけての検眼も今は省略されているようです。

帰宅後家族の前で披露すると‥ありゃりゃ、手元が見えない!度数があってないようです。

再度訪問して作り直しになりました。

結局は二度手間でした。

「安物買いの銭失い」という諺があります。

これは安い物は品質が劣るから、結局高くつくという意味です。値段は安い方が家計にはありがたいですが、結局買い直すことになれば、時間の浪費、費用がかさんでしうということ。

買い物は安さに基準を置くか、それとも納得感か。

みなさんは如何お考えですか。

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