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ウクライナ、ロシアのお勉強

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ウクライナ、ロシア、ベラルーシの歴史、文学など
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2024年3月の記事一覧

小泉悠『終わらない戦争 ウクライナから見える世界の未来』読んだ

今日はクリミア併合記念日しかも10周年記念だ。 そんな記念すべき日に、プーチンさん大統領選…

『講義ウクライナの歴史』読んだ

旧ソ連シリーズまだまだ続く。 今回読んだのはこちら。 三浦清美、浜由樹子、松里公孝、高橋…

岡奈津子『賄賂のある暮らし :市場経済化後のカザフスタン』読んだ

旧ソ連シリーズどんどんいくぞ、というわけで、一部で評判の『賄賂のある暮らし』読んでみたの…

松里公孝『ウクライナ動乱』其の四 分離紛争の「解決」とは?

昨日に続いて松里公孝『ウクライナ動乱』の読書ノートです。 今日でおしまいです。 本書の主…

松里公孝『ウクライナ動乱』其の三 ウクライナ戦争へ

昨日に続いて『ウクライナ動乱』の読書ノートです。 今日は、泥沼のドンバス戦争からウクライ…

松里公孝『ウクライナ動乱』其の二 マイダン革命、クリミア併合、ドンバス戦争

昨日に続いて『ウクライナ動乱』の読書ノートです。 本日は、マイダン革命に至る流れと、その…

松里公孝『ウクライナ動乱』読んだ 其の一 旧ソ連圏の分離紛争全般について

ウクライナの歴史シリーズ。 こないだ読んだ『ウクライナ・ナショナリズム』はソ連解体までだった。 こちらの松里公孝氏の著書はソ連解体から宇露戦争までである。 1991年以降の出来事を非常に細かく説明しているので新書にあるまじき分量である。著者自身もあとがきで非常識な量と評している。 著者はロシア、ウクライナと関わりが深いため、たくさんの人物が登場する。とてもじゃないが覚えきれない。 また電子書籍の悪いところで、本の厚みがわからないのである。だからなかなか進まないなあとか