見出し画像

#3 花って色っぽい

そもそも植物はどうしてエネルギーを使ってまで、花を作るのでしょうか。

もちろん、人間にきれいって言ってもらうためではないですよ。もっと植物目線で生きるために不可欠な理由があります。

"花"と言われてどんなものを思い浮かべますか?
花びらがあったり、ガクがあったり、花の中には何が入っているでしょうか。花が咲いたあと、植物はどうなるでしょうか。

そう、花の中には雄しべや雌しべ、花粉といった、植物が実をつけるため、繁殖に必要な器官が入っています。
花は、大切な器官が成熟して準備ができるまで、蕾の状態でそれらを守っています。
何気なく見ていますが、花はすごく色っぽいものなのです。

では、すべての植物が"花"をもっているのでしょうか。例えば、毎年花粉症で大変になる、スギの"花"を見たことはありますか?

もちろん、ほとんどの植物は花をもっています。けれど私たちが一般的に"花"と言われて思い浮かべるもの(花びらがあって、色々な色があるもの)を作るのは、植物の中でも一部のグループです。
次回はもう少しだけ詳しく、"花"の成り立ちについてお話しようと思います。

蛇足ですが、パイナップルは日本での分類上は野菜に入ります。こんな感じで茎の先端に果実ができます。ブロッコリー方式ですね。リンゴのように果実が木になるわけではありません。

次回もよろしくお願いいたします。

#ミニパイナップル
#ananas

#botanical_communicator
#植物コミュニケーター
#ボタニカルコミュニケーター

#花と生きる #花 #植物 #花の好きな人と繋がりたい #お花の好きな人と繋がりたい #植物図鑑 #花屋 #花のある暮らし #お花のある暮らし #花スタグラム #植物生理学 #園芸学 #flowers #plants #florist #flowerstagram #plantphysiology #horticulture

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?