たかよ

19歳、15歳、6歳、4歳、2歳、0歳の6人の子の母。 築70年のお屋敷を改装してドラ…

たかよ

19歳、15歳、6歳、4歳、2歳、0歳の6人の子の母。 築70年のお屋敷を改装してドライフラワーのお店とレンタルスペースを経営。 庭師の夫と共に植物のオールマイティを目指す。 ドライフラワー店、植物療法士、フラワーレメディーカウセラーなど

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    6人目末っ子の出産で学んだことを綴っています。

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なければいけない教からの脱却

目の前のことに一生懸命向き合うことに必死で子育てをしてきた約20年。 現在は、19歳と16歳の長男長女を筆頭に、6歳、4歳、2歳、0歳という年齢の6人の子どもに恵まれました。 長男を授かった20年前は、育児書を読み漁ったり、子育て講座に参加したりと、とにかくこの子のために自分のすべてを提供しなければならないと思っていたんですね。 おやつもご飯もまずは子どもたちから。 トイレも我慢して、自分のことなんてすべて後回し。 泣いている子を放っておくなんてもっての外!! ちょっと

    • 6人目出産と病気が発覚したあの日⑥

      実はわたしは 脳の病気になるのは今回が2回目でした。 1回目は9年くらい前のこと。 その時は血栓ができたけどすぐに流れたため 点滴治療だけで後遺症もなく済んだ。 だから今回も 手術になるとは思わず 手術だよと言われても誰のこと?みたいな。 そして手術で完全に治るわけじゃなくて 手術をしたことで合併症がでて 一生薬を手放せない身体になってしまった。 ホルモンや甲状腺などを身体に配信するところがダメになってしまい 下垂体機能低下症という難病になった。 国からの認定も

      • 6人目の出産と病気が発覚したあの日⑤

        長々ここまで長編で綴ってきたわけですが その病気の病名は、 下垂体腺腫と下垂体卒中。 下垂体というのは 大脳の下部についている部分で ホルモンを出したり 色々な信号を出したりする とっても大事な役割をしている。 あとから知ったんだけどね。 そこに腫瘍ができていて さらに破裂?したらしく 視神経を圧迫していたらしい。 幸い手術が終わったらすぐに 開かなくなっていた瞼は開いた。 ただ、眼球がうまく動かず しばらくはうまく物が見れなかった。 怒涛の帝王切開から手術までの

        • 6人目の出産と病気が発覚したあの日④

          手術後一晩集中治療室で過ごして 次の日は朝から検査、検査、検査。 24時間は身体を起こしてはいけないということで ベッドのまま院内を移動して あちこちへ検査に行き 大忙しだった。 わたしのした手術は 鼻からのカテーテル手術だったため ずっと鼻血が口の中に流れてくる状態。 '流れてきた血を飲まずに吐いて' と言われていたため ベッド脇にはティッシュとゴミ袋を完備して そのまま院内を移動するから 一般の患者さんから見たら 異様な光景だっただろうな… その時のわたしはそ

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          6人目出産と病気が発覚したあの日③

          迎えに来てくれた看護師さんたちが すごくテキパキしている上に まるで軍隊のようなやりとりをしていて まるでわたしはこれから戦争に行くみたいだな… と思いながら 天井を見ていた。 いよいよ出発。 怖くて怖くて 天井以外のところを見れなかった。 5日前に 帝王切開で来た手術室とは 全然違う空気感で 脳外科手術の慎重さがうかがえる。 同じ全身麻酔でも 帝王切開は酸素マスクをしたら眠くなったのと違って 脳外科手術は点滴から麻酔を入れた。 麻酔科の先生と 3人の看護師

          6人目出産と病気が発覚したあの日③

          6人目出産と病気が発覚したあの日②

          集中治療室に搬送されてからは スマホもテレビもないベッドの上で ひたすら自分と向き合う時間だった。 頭の手術だから 恐怖心はあったけれど 冷静に受け止めている自分がいて 自分で自分を褒めてやりたい気持ちだった。 過去にはパニック障害だった時期もあったくらい 冷静に対処できない性格だったんだけど 5人の子どもを育てる中で 目の前で起きていること以外は忘れるようになっていた。 家にいる子どもたちのことも 心配は心配だったけれど 心配したところで このコロナ禍に入院した

          6人目出産と病気が発覚したあの日②

          6人目出産と病気が発覚したあの日

          週末の雨を迎えたら 来週からグッと冷え込むことを天気予報で知り 素晴らしい経験の詰まった 2021年の夏が終わっていくことに 切なさを感じている。 一言で言えば 大変だった夏だけど いろんなことを経験してきた中でも トップレベルに 人生観を変える経験になった 出産と闘病のはじまりを記録に残しておこうと思う。 これから出産を控える方や お子さんと暮らす方の心の 希望の光や励みになるといいなと思い綴ります。 長くなるので何回かに分けますが 読んでもらえたら嬉しいです。

          6人目出産と病気が発覚したあの日

          久しぶりの更新

          最近お庭に 黄色い蝶々がよく飛んでるな〜と思っていて 今朝ふとアカシアの木を見たら サナギがいーっぱいついていて いっぱい孵化してた!!!! 蛾かと思って調べたら'キチョウ'という蝶々だったの♡ しかも黄色い蝶々を見る時は 良い変化の前触れだとか。 もしそうだったら嬉しいし そうじゃなくてもミツバチと暮らし始めてから 家の庭で生命が育まれているのが 本当に嬉しい♡と思うのです。 それだけ安心して暮らせる場所ってことだもんね。 人間だけが暮らしやすいところは 長い目で見

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          かわいそうなわたしとの決別

          突然ですが、39年と半年生きてきて ずっと抱えている心の癖があることに気がつきました。 20歳で最初の結婚をして。 21歳で初めてママになり 22歳でマンションを購入して。 …それからすぐにレイプの被害に遭いました。 しかも当時の夫の父親によるものでした。 その頃の記憶はもうあんまり思い出せないけど 当時の夫が「お前が誘ったんだろ?」と信じられない言葉を第一声放ったことがなによりも許せなくて そこからわたしが幸せになれないのは、元夫家族のせいだと思っていました。 それ

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          日本は子だくさんの我が家を潰す気なんだな

          安定した収入がほぼない我が家。 10月からの増税やら保育園無償化という名の有料化に、 さらにはW個人事業主世帯なので お先真っ暗でしかない日本経済の素晴らしい発展のおかげさまで 我が家の家計は破綻するしかない模様。 「この際オムツより必要な新聞を配達するお仕事をするしか生き残る道はないんじゃないですかね!?」 と夫に振ったところ 「そうだね、たかよちゃん、頑張ってね!!」 と返ってきた。 (o_o){えっ?わたし? 別に行くのはいいけどさ、2時間おきに授乳しなきゃいけ

          日本は子だくさんの我が家を潰す気なんだな

          小さな身体で

          生後1ヶ月を迎えて今週から晴れて新生児卒業となった第5子の末っ子でしたが、今朝なんの前触れもなく突然の痙攣発作。 第2子、3子も謎の痙攣経験があるので今回は慌てず対処しました。 まぁ入院という結果は同じだったけど。 上の2人は一過性でいまは元気いっぱいなので、末っ子も一過性のものでありますように…

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          17年前の記憶

          朝晩とっても涼しくなってもう秋の気配。 夏の終わりはいろんなことを思い出して 幸せを感じたり、切なくなったり。 もうあと2日もしたら我が家の ムードメーカーのようなトラブルメーカー 第4子のムスメが2歳のお誕生日を迎えるし 癒しの末っ子は生後1ヶ月になる。 子どもの成長があっという間すぎて 幸せだけど切ない母の心。 そして… 新生児とのお昼寝の時 いつも長男のことを思い出す。 すっぽりわたしの腕の中に収まる長男が かわいくてかわいくてたまらなかった。 "いつかわたしの身

          17年前の記憶

          生後20日

          第5子末っ子くん 生まれて20日がたちました。 小さなお姉さん2人は保育園がお盆休みだった1週間…夫にも休んでもらって賑やかな連休でした。 子煩悩な夫は連日お庭でプールや買い物に2人を連れ出してくれて、ちょこちょこ休ませてもらって。 そしてこれまでのお産でもお世話になっていた実母も大活躍してくれて、これまでで1番助けてもらったかもしれない。 おかげさまでわたしも20日間、しっかり休んで産褥期を過ごせたので、明日から末っ子を実母に任せて保育園の送迎を再開しようかな

          生後20日

          ずっと書きたいと思っていた

          思うがままつれづれ文章を書いてみようと思う。 38歳。 5人の子どもの母。 思春期真っ盛りの上2人(17歳と13歳)とまだまだかわいい盛りの下3人(3歳、もうすぐ2歳、新生児)の年の差のある子どもたちとの生活。 庭師の夫と、植物療法士としての活動とドライフラワーのお店のこと。 その中で見えてくる自分自身のこと。 書きたいことはたくさんある。 とにかくちょっと綴ってみよう。

          ずっと書きたいと思っていた