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ロンドン買い付け備忘録Ⅱ ④

このページを訪れてくれてありがとう。
名古屋で大学生活を送る傍らヨーロッパで買い付けたヴィンテージ古着を国内で販売しているAmanoと申します。
今回は、二度目のイギリス買い付けと初のイタリア買い付けに関して、商品紹介を交えて綴っていきます。僕が経験したことや感じたことをできるだけダイレクトにお伝えしたいので少々言葉遣いが乱雑になるかも。悪しからず。

今日は前回の買い付けで仲良くなったディーラーの倉庫へ。

イギリスの片田舎にあるこちらの倉庫。ロンドン最有力のオーナーのコレクションルームでもあるだけあって、めちゃくちゃ良い物が置いてあります。買い付け中、ワクワクしすぎて遊園地に来ているような心持ちでした笑

オーナーが見せてくれたアーカイブ品の中からいくつか。ヴィンテージフリークのための目の保養に。

ロイヤルネイビーベンタイルスモッグ。なんとデッドストック。

バブアーTHE MILITARY

こちらもバブアー、ロングショアマン

こちらがオーナーご自慢のコレクションルーム。全部欲しいっす。

一応名前は伏せておきますが、マルジェ○のデザイナーやライトニン○の編集者もサンプリング元を求めて時折訪れてくるそうです。


これらの商品はとんでもなく高騰しており、今回買い付けはしておりませんがそれでも欲しい、という方がもしいらっしゃいましたら、ご一報ください。尽力させていただきます。

この日はイギリスでの買い付けが一段落したので、友人が誘ってくれたパーティーに。誘ってくれた友人以外、全員初対面なので少し緊張。ちなみに誘ってくれた友人もその日に知り合った笑

今考えると少々クレイジーみが過ぎますが、このオープンさというか、コスモポリタンなノリというか、誰でもウェルカムな感じが僕は大好きです。

僕がイギリスの院に進学することに決めた理由の一つでもあります。

パーティー自体はめちゃくちゃ楽しかったです。イタリア、イギリス、フランス、ドイツ、いろんな国籍の人がいて、リアルなヒッピーにも初めて会いました。

帰り際にもらったタマネギに僕を添えて。

ちなみにパーティーに誘ってくれた友人とはのちに記事にするイタリア買い付けも一緒に行くことに。出逢いに感謝です。

商品紹介!

<French black moleskin work pants 50’s Deadstock>

ヴィンテージユーロワークの中でも特に人気の高いブラックモールスキンです。今回入荷したものは貴重なデッドストック。フランスらしい上品な雰囲気の漂う一本です。

素材は肉厚なモールスキンで、タフでがっしりとした張りのある質感と光沢感のある、とても上質な素材感。マルジェラのパンツでもお馴染みのフロントホックに、太腿は太く弧を描くようにテーパードした独特のシルエット。

バックポケットは右側のみの片ポケットで、右ポケットの下に付く縦長のポケットも面白いディテール。

ユーロワークの中でも出数の少ないクールなブラックカラーに、洗練されたディテールも幅広い着こなしで活躍してくれるのではないでしょうか。大きめサイズですので、ワイドシルエットがお好みの方はオーバーサイズでの着用もオススメです。

流行に左右されず、経年変化を味わいながら長年愛用できる1本ですので、ぜひこの機会に如何でしょうか。

<Green Moleskin French work pants 50’s Deadstock>
非常に人気の高いフレンチモールスキンアイテムから、今回は50年代のワークパンツをデッドストックで入荷しました。なんとこちらのアイテム、ブルーでもブラックでもなく、グリーン。見つけた時は本当に驚きました。

フレンチワークパンツ特有のゆったりとした太めのシルエット、左右対称に配置された縦型の両脇ポケット、右側のみのヒップポケット。40~50年代のフレンチモールスキン特有の高密度でずっしりとした厚みのある生地に、サテンのような高級感のある光沢。

正直に申し上げますとグリーンのモールスキンは球数が少なすぎて、詳細が不明なのが現状です。調べようにも、その希少性ゆえにソースが存在しないのです。それだけにどのような経年変化をするのか、色落ち、よれ方をしていくのか、育て甲斐に関しましてはこれ以上ない一本。

購入していただいた方、都度報告していただけると嬉しいです。笑

希少なフレンチモールスキン。加えてグリーンのデッド。オリジナリティ溢れるあなただけの一本を是非。


今日はこの辺で👋

thanks regards

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