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滑舌が悪くアレ連発の会話だった子

我が家の長男は言葉の発育がゆっくりだったり不器用な子でした。
今日は4歳児(年中)だった頃について書いていきます。

当時の長男は『滑舌が悪い』会話の中で「アレ」が連発していました。さらに、保育園では箸(はし)を使える子が増えてきている中で、長男は箸を嫌がりフォークとスプーンで食事をしているような子です。夕食の時に箸を出して声かけをしても、私の話を無視をしてフォークとスプーンで食事をしてました。

滑舌がどれくらいだったか?

長男がどれくらいの言葉の状態だったかというと、カ行サ行タ行がどれも同じ発音。言葉の音程で私たちは判断していました。

例えば
「ナス」と「夏」
これは「なちゅ」と言ってました。
ナスだと語尾が下がり、夏だと語尾が上がるここで判断

会話の内容から予測することも多かったです。これだと、お友達の名前や急にものの名前が出てくると親でもわからないことがありました。

実際にあったのが
長男「トウ君と今日遊んだよ!」
私「とわ君?」
長男「違うよ」
私「とうま君?」
長男「トウ君!」
私「とう?」
長男「違う!!トウ」
私「こうき君?」

本人は「そ」と言っていたようですが、私には「と」にしか聞こえず。「と」に似た名前で「こうき」「そうた」など思いつく限りのことを言ってましたが当たらず、最終的に長男は諦めました。

当時、お友達に「そう君」という子がクラスにいました。ですが、当時の私はクラスの子の名前を3人ぐらいしか知らなかったのです。


アレ連発の会話

アレって言葉は4歳児になって出てきました。ちょうど3人目の妊娠中です。

ちょうど三男が生まれた時の動画に「アレ」が連発していたので見てほしい

親らとしてやっていたこと

滑舌の悪さ

私は障害児の支援をしており、滑舌の悪い子とは多く出会ってきました。特に、ダウン症の子は、話が好きで沢山のことを教えてくれます。

やっぱり、何て言ったんだろうと思うことが多々あり、会話の中でわかる単語を繋げて理解しています。

ですが、長男の周りでは仕事中の私みたいな対応をする大人が多い。なので、あえてわからない事はわからないと「何?」「〇〇?」とハッキリ伝わっていないことを示していました。

結果的にこれをしても変わることはなかったです。だったら、会話を沢山した方がいいと思いました。

「アレ」連発する会話

アレと言う言葉に関しては、完全に無視して対応しました。

これは良かったんじゃないかなと思います。この言葉に対して何か言うと、逆に気にしてしまいそうだなと思います。

いつの間にか出て来たことなので、一時的なものだと思ってみるのもいいんじゃないかな。


効果的だと思う事

振り替えって良かったことは、タブレットでYouTubeを見る時間を抑えること。
三男の出産で里帰りして好きなだけ見せていたらだんだん見なくなっていましたが、それまでは寝る直前まで見ていました。

自宅に帰ってからは、夜7時に終わりにしてその後1時間ほど戦いごっこしたり、話をする等親子の時間にしました。


そうしたら、4月までにはアレ連発していた子が全く言わなくなりました!

言葉の滑舌も良くなり、3歳の次男が間違えて覚えた言葉を訂正している場面もありました!

4月5月くらいには箸を保育園に持っていく!と言って箸の使い方も上手になりました!


滑舌が良くなってから気づいたのが、日常で歌を歌うことが増えました。と言うか、しょっちゅう歌ってます。

歌の力

私が集団で支援している子で、会話を全くしなかった子が歌に興味を持つようになって、どんどん語彙(ごい)が増えたという事例があります。


歌うことで抑揚が身についたり、舌の使用量が増えるので使い方が上手になったんでしょう。

スポーツをする時って、始めは下手くそだけど練習した分上手になるのと同じような現象が起きてるということなんだと気づきました。

幼稚園や保育園って毎日朝の会で歌ってるのはここから来てるのかもしれない。

いかがでしたか?
今日は、ことばの発育がゆっくりだった長男のことを書きました。YouTubeなどを見る時間を少しでも親子の時間にして、遊んだり歌ってみてください。
お子さんは、親子の時間がもっとも楽しい時間であり、大好きな時間です。

最後まで読んでいただきありがとうございました😊
佐藤仁美でした^ ^


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