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「共創」生きてる時間を使ってなにがしたいですか?

「シゴトを、考える日。」2回目のnoteです。当日は頭パンパンで書けず、翌日は寝不足で早寝、そして今日の夜になりました。リモートで仕事終わってからぐだぐだしてたら日付回っちゃったよ…。

きっかけと、1回目の備忘録はこちらより💌

さて、2回目は、ゲスト登壇回でした。

さとのば大学 信岡良亮さん「みんなでシゴトの構造を考える」

日本全国をキャンパスに地域と共に学び合う“地域を旅する大学” であるさとのば大学の発起人、信岡 良亮さんをお招きします。「自分たちの未来を自分たちごととして考え、誰しもがほしい未来を創るために挑戦できるような未来」を描けるような学びの場を作ってきた信岡さんと一緒に「そもそもシゴトって何?」とか働かないといけないの?とか、仕事そのものの捉え方から深く潜り、構造を考えていきます。

仕事そのものについて考え、
悩みを本音で共有できるコミュニティが、
とうとう4期目のメンバー募集を行います!

事前に共有いただいていた記事もご紹介します。私は、信岡さんのことも、さとのば大学のことも初めて知りました。

2番目のインタビュー記事を読んで、事前にお送りしていた感想と質問内容はこちら(※原文まま)

インタビュー記事を拝読して、「この人と苦労を分かち合うのが楽しい」と思えるか、「自分で自分のアウトプット品質を探究する力」のふたつの言葉が特に心に刺さりました。信岡さんの探究テーマについて、詳しく知りたくなりました!ぜひお考えを教えていただきたいです。

また、マトリクス右上の「未来を楽しむ」に付随して、私は未来を考えることが苦手なのですが、考え方も含めて未来への向き合い方のようなものも教えていただけるとありがたいです。
(とても抽象的で恐れ入ります…)

何かを消費するより、自分で楽しさを創造してみない?
遊び方をアップデートして手に入れる「共創感覚」とは。
#学習するコミュニティに夢を見て

なぜか敬語口調の堅苦しい前段はここまでにして。当日のメモを見返しながら、特に印象に残ったお話や言葉をつらつらと残していく。イベントレポ形式ではないので、ずべてを網羅するというよりも、あくまで私の主観ベースになるので悪しからず🙏

学びと仕事はリンクする。「おもしろい」学び・仕事とは?

そもそも、「教育」と「学び」はまったく別物だと前提からお話があった。いままで触れてこなかったジャンルゆえに、とっても新鮮でほへえ~って顔になってた可能性がある。

信岡さんが書かれた書籍「学び3.0」がたしか今年の4月にリリースされるとのこと!

「おもしろい学び=共創」だと言う。そして、学びと仕事はリンクしていて、共有ビジョンがある仕事がおもしろい仕事だそう。共有ビジョンとは、仲間と一緒に未来を描き向かうためのもの。

生きてる時間を使ってなにがしたいですか?

この問いが、グサグサと心を抉ってきた。え、なにがしたいんだろう?って改めて聞かれると答えられない。おもしろくない仕事をしてる時間はもったいないのかもしれない。じっくり向き合いたい壮大なテーマだよね。「自分にとって納得できる生き方を」との言葉も。


人生は実験。現地で「手ざわり感」と、自分なりの「ものさし」を。

少し前段、資本主義の限界を感じているらしい。資本主義は自己否定で回るシステムと言われて、妙に腑に落ちた。

島根県の海士町という島に行って、暮らし始めてからのお話をしてくださった。人口減少という大きな課題を目の当たりにして、成長を前提とした社会システムの崩壊を感じたそう。そして、「どう解決するか」が信岡さんのテーマになったとのこと。どんな社会をつくりたいか(※未来への目的)、どんな働きかけ(≠仕事 ※手段)が必要か、常に社会のことを考えているし、それが好きだともおっしゃっていた。

実際に島に行って、目で見て「手ざわりで感じる」こと。仮説を持って実験したら、自分なりの「ものさし」ができる。人生は実験。信岡さんの言葉がとても素敵で「手ざわり」がずっと心に残っている。


「共創」の手前にあるものは「共学」。さらに原点はなにか?

いきなり未来に向かって「共創」すると言っても難しい…といった趣旨の質問の答えだったような気がする。「共創」の手前には、「共学(=共に学ぶ)」の段階があり、「共学」に辿り着くまでの原点は「対話」らしい。一人ひとりと対話することから始まり、好奇心が弾む状態のことを指す。対話というと自分を主語にしてしまいがちだが、相手の興味があることに寄り添う方法もあるそう。

「学び」は人間関係をフラットに戻してくれる、やさしいもの

そっか、学びって対等なんだと。この意味合いが「教育」と「学び」は別物に繋がるのかと。


「共創」と「共感」の違いは?共感でとどまらないためには?

これは、当日にお話を聞きながら思い浮かんだ問いで、2時間終えた後の放課後タイムで聞いてみた。「共創」するには、共感だけじゃもしかして足りないのでは?共感を得た先にはどうやって?とふと思った。

戦うこと、関わりしろ・居場所をつくること

「共創とは戦うこと」と第一声をもらい、戦うこと……と放心状態に近くオウム返しをする私(笑)。いい意味で脳内がめちゃくちゃ疲れていて、右脳人間の言語化下手くそ問題が露骨になった。仲間と一緒に、未来のために、戦う。戦友みたいなイメージなのかなあ。

「関わりしろ・居場所をつくること」めちゃくちゃ素敵な言葉じゃない?お祭りの例を挙げてくださって、とてもわかりやすかった。居場所は、自分の中でもやっぱり大事にしたいキーワードかもしれない。つくる側かあ~ってぼんやり描く。私ならどんな場がつくれるんだろうか。

「人生は思い出作り」だからさ~って、さらっとおっしゃった言葉も忘れられなくて、またオウム返しした気がする。


「未来を楽しむ」ための、未来への向き合い方・考え方は?

事前に考えてた質問だけど、でも正直こんな問いがどうでもよくなるくらいに別の刺激をたくさん受けた。聞かなくてもいいかなと思いかけていたけど、放課後タイムでお話するお時間をいただいたので。

信岡さんも基本ネガティブだって、おっしゃってた。未来に対して常にポジティブでいるとかそうじゃないって。「絶望の中に希望を見つける」んだって。希望しかない未来を描くなんてまぶしすぎて目が開かないや~って思ってたけど、絶望がベースでもいいんだって安心した。真っ暗闇で目を凝らして光の粒を探すほうが好きで性に合う。太陽の明るさで昼間の月は見えない(見えにくい)けど、ちゃんとそこに存在してるのと似たような感覚を覚える。違うかもしれないし、うまく言語化できないけど。

余談だけど、美容師さんにこつぽんさんは「太陽より月っぽい」って言われて、自分でもわかる~ってなった、完全に解釈一致。


最後に、備忘録として

まだまだ気になるお話はたくさんあったし、咀嚼しきれてないこともたくさんある。すぐに答えを出すテーマというより、じっくり、定期的に向き合いたいかも。

深掘りはできてないけど、当日お話にでてきた言葉とリンクは備忘録として残しておく。

・等身大で働くことと、社会へインパクトを与えることの両立が大事
・ポジショントーク、自分軸の確立。自分が好きなことを探究していたら、周りに似た人が集まってくる
・自律は依存先を増やすこと、コミュニティや居場所が複数あること
・マインド:ヘドニア(消費的快楽=資本主義)よりも、ユーダイモニア(想像的快楽)を


ひさしぶりに3,000文字超えのnoteを書いた気がする!

この日は「モヤモヤが増える時間」という裏ゴール設定があったらしく、安堵した。信じられないくらいモヤモヤしたし、咀嚼しきれないし、言語化できないし…。パッと言語化できる人ほんとに尊敬する、みんなの思考回路や生き様も気になっちゃったよ。

それでは、また来週も~!宿題のキャリアの棚卸しもしなきゃ!おやすみ!

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