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ヴェンダースじゃない役所広司さん主演の映画を観た。

監督・脚本 西川美和、出演 役所広司の映画
『すばらしき世界』。

務所から出た元ヤクザ。
足を洗い真っ当に生きるべく奮闘する・・・
とテーマ的にはよくあるやつだが、
原作もあり、脚本もしっかり出来ていて、
役所広司さんの演技がずば抜けてよかったのもあり
感想は「凄くよかった」。

今ある社会問題が無理なく適所に散りばめられているので
主人公や、その他の登場人物の苦労や苦悩も
上手くリアリティーが出てたと思う。

様々微妙なタイミングと
コインの裏表で出来ているような
分岐点があり、意思で選んでるようで、
結果は誰も知らない。

善と呼ばれるものを積んたとて
悪と呼ばれるものを重ねたとて
未来に保証は無い。

でも日々の"行い"によって
出来事の受け取り方も変わる。
それにより、自分の人生に対し
幸せとも不幸とも取れるだろうな・・・。

まっ、とにかく役所広司さんに魅せられた映画。
優しくて良い男のだったな〜。

"邦画のコピーが大袈裟過ぎる問題"についても考えたい。
筋彫りがイイよね。

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