ヒナドレミのコーヒーブレイク ズボラ女子
久しぶりに晴れたある日。楓(かえで)は、束の間の眠りから覚めたばかりで 多少のエネルギーを持て余していた。最近、片づけもろくにしていなくて、そこここにモノが散乱している。そこで楓は、片づけモノをすることにした。
左手側には、脱いだ洋服が何着も重なって 山のようになっていた。このまま、また下から順番に取って着ればいいか とも思ったが、洗濯もしたかった。重ねて置いてある洋服を ガバッと掴み 洗濯機まで持っていく。一歩 歩くごとに洋服が手から落ちていく。それを足で蹴飛ばしなが