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【超要約】考え方

今回ご紹介するのは
▪️著者 稲盛和夫

『考え方』


人生を、大海原を旅する航海にたとえるなら
考え方『帆』のようなものです。

まずは必死になって船を漕ぐ、つまり
自助努力による「自力」が必要であり

そして、周囲の人々の助け「他力」という
『追い風』を受けるためには

善き『帆(考え方)』でなければ、力強く他力の風を受けることができません。

さらに、不思議と
その船をさらに後押ししてくれるような
神秘的な素晴らしい」を
善き『帆(考え方)』は自然と得ることができるのです。

それが、あなたの船を『素晴らしい人生』へと運んでくれるのです!

考え方の方程式

人生・仕事の結果
熱意×能力×考え方

熱意(=努力)
個人差があり、0〜100点まである

能力(=才能)
個人差があり、0〜100点まである

考え方(=人間性)
−100点〜0点〜100点まである

つまり、
どんなに才能があろうとも
どんなに熱心に仕事をしようとも
この『考え方』が間違っていたら、
マイナス(ー)を掛けることになるので
人生の結果は決して良くならない


プラスとマイナスの『考え方』

プラスの『考え方』
◾︎常に前向き、肯定的である
◾︎協調性がある
◾︎真面目、正直、謙虚で努力家
◾︎「足る」を知り、感謝の心
◾︎思いやり、優しさがある

一部抜粋


マイナスの『考え方』
◾︎後ろ向き、否定的
◾︎非協力的
◾︎不真面目、嘘つき、傲慢で怠け者
◾︎利己的で強欲、不平不満ばかり
◾︎人を恨み、人を妬む

一部抜粋


本書では、

【9つの章】

に大きく分かれています。
それぞれの章の中でも、特に心に響いた箇所をピックアップしてご紹介します。

【1章:大きな志を持つこと】

◻︎願望
自分の可能性をひたすらに信じ、実現することのみを強く思いながら努力を続ければ、いかなる困難があっても、思いは必ず実現します
「ただ不屈不撓(ふくつふとう)の一心にあり」

◻︎信念
信念という光があるからこと、その道をひたすらに歩き続け、成功にたどり着くことができます。
確固たる信念」


【2章:常に前向きであること】

◻︎自燃
「自ら燃える人」とは、言われる前に自分からやろうという積極的な人である
自分が燃える1番よい方法は、仕事を好きになることです。


【3章:努力を惜しまないこと】

◻︎向上
自分自身を、現在の能力を持って評価するのではなく、能力というのは、未来に向かって開花していくということを信じることが大切です。
植物の世界と同様
早生(わせ)と晩生(おくて)
のように開花する早さは違う



【4章:誠実であること】

◻︎真摯(しんし)
常に正しい道を踏み、誠を尽くしていかなければなりません。
「うまく世渡りできるから」といって妥協するような生き方をしてはならないのです。

◻︎意思
高い目標をゆっくり迂回しながら登っていくということは、世間や常識に妥協して、いや、自分自身にも妥協をして生きていくということです。
そうすると、結局は目標にはるかに達しないまま一生を終えてしまいます
「何としてでも、まっすぐに頂上を目指して、登っていく」という強い意志で挑まなければなりません。


【5章:創意を凝らすこと】

◻︎挑戦
どんな障害に遭遇しようとも、それを乗り越えて努力を続けていくというタイプの人でない限りチャレンジしてはならないのです。
可能性を信じ、解決の道を探り続けて、懸命に打開策を考え続けなければ、チャレンジを成功に導けない



【6章:挫折にへこたれないこと】

◻︎忍耐
耐えがたい困難に遭遇した時は、深く反省をしたうえで未来を見つめ、新しい一歩を力強く踏み出すことが大切です。
そうすることで、現在の困難を無駄にすることなく、将来につながる糧とすることができます。



【7章:心が純粋であること】

◻︎感謝
感謝の心を持てと言われても、なかなか持てるものではありません
しかし、無理にでも「ありがたい」と感謝することが大切だと自分に言い聞かせる。そうして、感謝をするという行為を習慣化してしまうのです。

◻︎知足
物質的にいかに恵まれていようとも、際限なく欲望を追いかければ、不足を感じることになります。
幸せかどうかは、人の心の状態によって決まります。幸せを感じる「美しい心」がなければ、決して幸せになることはできません。
お釈迦さまは『足るを知る』こと、つまり、幸せを感じる心を養うことが大切だと言っておられます。



【8章:謙虚であること】

◻︎克己(こっき)
どれほど社会的な名声を得ようとも、少しも威張ったところがなく、常に謙虚でいられる人。
そのような自らの欲望や虚栄抑えることができる克己心の持ち主こそが、人格者だと考えます。



【9章:世のため、人のために行動すること】

◻︎利他
不平不満を言わずに、常に謙虚にして驕らず、生きていることに感謝する
誰にも負けない努力を重ね、自分が犠牲を払ってでも世のため人のために尽くそうとする。
そうした「他に善かれかし」という優しい思いやりに満ちた、美しい「利他の心」が、じつは自分自身の人生をも良くしていきます。


ここまで、記事を見て頂いて、ありがとうございました。
書籍を『読んで満足』(インプット)していては、せっかくの本を100%活用できていません。

ここから先は、この本をいかに『読んで実践』(アウトプット)して本を120%活用した内容を別の記事で上げていきますので、ぜひお楽しみにして下さい♫

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