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チャンスの待ち方 - 間違えたら許さない -

みなさん、こんにちは。Naseka です。
私は 哲学者・エッセイスト として、
自らを定義しています。

… ↑ のように定義をしてはいるが、
残念ながら今のところは
それは ” 肩書 ” であって、
” 職業 ” には至っていない。

まぁ哲学者はあくまで考えることが仕事だから、
ハナから " 職業 " にはなり得ないのかもしれない。

ただ、エッセイストについては
いつかは " 職業 " としていきたい。

では、どうすればよいだろうか。
(正解があるなら、誰か教えて!)


チャンスを待つ

そもそも私は有名人ではないし
(所属している会社内くらいの範囲なら
 多少は名が知られているかもしれないが)、
これまで発信というものをしてこなかった。

普通に考えたら、そんな者がいきなり
エッセイストとして
食っていけるわけがないだろう。
どう自分に都合よく想像しても、
エッセイストとしての仕事が舞い込んでくる
イメージが湧いてこない。

だから、とにかくチャンスを待つしかないと
思っている。
そのチャンスはいつ来るか(或いは来るのかさえ)
分からないし、その大小だって分からない。
もしかしたら些細なミスで落としてしまうような、
か細いチャンスかもしれない。

将棋にみる逆転術

話は変わるが、私はかつて将棋を
趣味としていたことがある。
絶望的に私の価値観と合わない競技だということを
理解してから、スッパリやめてしまったが。
(一応、カッコつけるために有段者にはなった)

さて、将棋はよく「逆転のゲーム」と言われる。
序盤から終盤まで、どんなに劣勢でも
一手の間違いで戦況が180度入れ替わることも多い。

最近は将棋AI の評価値も合わせて
中継されることも多いから、素人目に見ても
その戦況の変化が分かりやすい。

ただ、自分が劣勢になったときは、
ただ普通に指していたら
じわじわ差が広がって負けてしまう。

相手が淡々と正しい指し手を続ければ
順当に負けてしまうから、
どうにか相手に間違った手を
指してもらう必要がある。

だから、逆転を狙う場合は
いかに相手にプレッシャーをかけて
相手を間違えさせるかがキモになる。

ときには自分の手番で最善手ではなくとも
(AI 的には悪手とされる指し手でも)
「相手にプレッシャーを与える指し手」
「相手がひとつ間違えたら大逆転になる指し手」

を指すことが大切。
(後者は「罠」とか「毒饅頭」とか言われる)

一手一手の指し手に
「間違えたら許さないからな!?」
というプレッシャーをかけつづけると、
相手も神経を擦り減らしていって、
いつか間違えて大逆転することになる。
(このへんの心理戦が通じないから、
 AI 相手に逆転するのは難しいとされる)

...もちろん、強い人はそのプレッシャーを
跳ね返して勝ってしまうんだけど。
(藤井聡太八冠なんか、その極みですね)

チャンスが来たら絶対に逃さない!

脱線話が長くなったので、ここらで閑話休題。

私は今後もチャンスを待つつもり。

でも、ただボーっと待っていても
たぶんそのチャンスを掴むことは
難しいのではないかと思う。

だから、今の自分にできることを
淡々とこなしていくしかない。

それは note で記事を書き続けていくことであり、
自分からアプローチする場があれば
積極的に踏み出していくことであり、
どこかでチャンスが近づいてきたときに
「この人、面白そうだな」と思ってもらうための
「罠」や「毒饅頭」(← たとえは悪いが)を
たくさん準備しておくこと。

そうして小さいチャンスであっても、
「絶対に逃さないぞ!」
という気概を持ち続けることだと思う。

そういえば、ここまで つらつら書いてきて
これらを一言で表す言葉を思い出した。

「人事を尽くして天命を待つ」

…たった一言で完結したら、
私が今 書いてきたことは何だったんだ...…

お読みいただき、ありがとうございました。

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