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ロキ5話感想

こんばんわ☕
せいたろうです

先週の金曜にロキの4話を見て、面白ぉ!感想&考察するぞ!と思った矢先、人生初コロナに罹患してダウンしておりました。今は熱が下がってぼちぼち体調を取り戻しております。

さて、5話まで終わってラスト1話ですのでそろそろ感想と考察をして出しとこうと思って筆を走らせております。

2話から4話まで生の感想を上げられず申し訳ないですが、毎回興奮しながら見てて、映像の質感とか想像しない話の展開とか本当に面白いなあと思ってみてました。(ただ2話、3話くらいまでどういうことだろう?ということが多くて考えがまとまらず出せない週が続いちゃいました)


5話はもう、アベンジャーズよろしくチーム・ロキのメンバー集めでしたね。やっぱMCU好きとしてはこういうシーンは楽しいですよね。
それぞれのキャラの本来の姿、名前も職業も全然違ってて、そこで生活している姿を見ることができたのは嬉しかったです。

モーターボート屋さんのドン(メビウス)

やっぱりモーターボートに携わってましたね、メビウス。TVAでもやたらモーターボートに惹かれると言ってましたし、それ程に強いモーターボート愛が唯一の前世の記憶として彼の頭の隅にのこり続けてたってことでしょうか。おそらく何十年もモーターボートに携わり続けてて、四六時中モーターボートのこと考えてるから彼の体の一部みたいになってたんでしょうね。なんか素敵だなあと思いました。
そして本当の名前はドンで、2022年の時点で二人の息子がいることがわかりました。奥さんは"消えた"と言ってましたが、MCUだししかも2022年とわざわざ出したってことはサノスの指パッチンで消えたのかなと解釈しました。トニースタークが指パッチンして皆が戻ってきたのが2023年10月(ついこの前)なので。

ロキはメビウスがTVAの仕事が楽しいと言っていたから戻したいと言っていましたが、2人の子供がいてウォータースキーに乗って楽しそうな顔してるのを見ると、ロキのエゴでしかないじゃんねと気付いてしまいます。ですが、「大義名分」に逃げるんじゃなくて「自分勝手」であることに気づいたうえで「それでも」と行動できて良かったなあと思いました。

SF作家のダグ(ウロボロス)

ウロボロスはSF作家でした。しかし自作のSF小説のほうは全然売れず、副職の物理学講師で生計を立ててるという、やっぱ変わった人でしたね。変な人ですがTVAにいたときより輝いてる気がします。
ウロボロスの書いた手帳を彼に手渡したことで19か月かけてタイムパッドを作り上げてました。やっぱ天才でした。
ウロボロスの研究室というか、作業部屋みたいなところが、まんまウロボロスのいた部屋と同じでしたね。
ウロボロスがいたのは1994年のパサデナというとこでした。本当の名前はA.D.ダグって名前みたいですね。

アルカトラズ島からの脱出者フランク(ケイシー)

ケイシーはまさかの1962年のカリフォルニア州サンフランシスコにあるアルカトラズ刑務所の受刑者でした。しかも脱獄犯です。
アルカトラズ島の刑務所は周りを海で囲まれていて脱出不可能と言われていました。1962年にフランク・モリスという人物が脱獄に成功していて、それのオマージュみたいですね。クリント・イーストウッド主演で映画化されるくらい有名な出来事のようです。
ケイシーがたまに覗かせる「こいつ頭いいのでは?」という疑念の答えが、まさかのアルカトラズ島からの脱出の成功者という事とは…

医者(B-15)

ハンターB-15の本来の姿が、ハンターとは真逆の医者でした。ギプス姿の子供と対話してたので外科医でしょうか。B-15は剪定によって剪定先の人たちの命が奪われることが耐えられない様子だったので、根っからの医者なんだなと思いました。これもB-15から垣間見えてた部分の答え合わせになってて良かったですね。
アメリカだとギプスにメッセージを書いてあげる文化があるみたいですが、「木に登るな!!」って書いてて面白かったですね。
しかし2012年でニューヨークってのはMCU的にはアレが起こるときなんで「あ!」ってなっちゃいましたね。よく考えたらロキと同郷。

マクド店員シルヴィ

シルヴィにとってはこれで良かったって思ったでしょうね。TVAは消し飛び、ある枝分かれ時間軸で誰にも邪魔されずにマクド店員として安らかな生活を送るという、望んだ世界になったわけですからね。
しかし、この世界も崩壊が始まっていたので、そこで初めてロキと目的が一致したという事になりますね。
レコードショップで周りが消え始めた時「またか」という絶望の顔が悲しかったですね。シルヴィそろそろ穏やかな暮らしを手に入れてほしい…

ロキ覚醒

ロキは仲間を一つの場所に集めて、いざ行動開始しようとしたところで周りの仲間がどんどん消えて行って…というところで遂にタイムスリップを自分のものにしましたね。
発動源は思い浮かべる事。しかし「いつ?」や「どこ?」「なぜ?」ではなく「誰を?」だったんですね。
そして発したロキの言葉「I can rewrite the story」。痺れましたねえ。
「物語の神ロキ」の誕生ですよ。彼はタイムラインという物語の過去や未来に干渉して物語を書き換える事ができるようになりました。タイムスリップを使えるのは誰かのためを思った時なんですよ。もうあんたは立派なヒーローだよ!!!最高!!!

Loki : God of Stories

さて、なんで僕が物語の神ロキに興奮しているかと言うと、ロキが本物のヒーローになった(これからですけど)からもありますが、原作で「God of Stories」と呼ばれたことがあるからです。
昔ロキはシージというイベントの後に死ぬ運命にあったのですが、なんやかんやあってキッド・ロキとして転生します。ヤングアベンジャーズに参加したりしたやつです。このときロキは成長後の自分の記憶を忘れてしまった「善」の存在です。
未来でロキが完全復活するための器みたいなもんなんですけどね。
そのあとはエージェント・オブ・アズガルドとして働きました。アズガルドのために働くことで昔犯した罪を一つずつ帳消しにするという約束の元ミッションをこなしていきます。
AXISという事件が起きた時は善悪が逆転してまた悪に戻ったりしましたが、また逆転して善にもどると今度は嘘つきの神ロキが「嘘がつけない」状態になってしまいました。
するとロキの前に「未来のロキ」と「キッド・ロキ」が現れて、「ヴィランとしての性質、噓つきの神としての性質」を受け入れてロキとして完全復活するか、そうならないように自分自身を破壊させて終わらせるか、ロキは2択を迫られるという試練にぶつかります。
しかし前者を受け入れた場合にロキは「真実しか話せない嘘つきの神」という矛盾した存在になってしまいます。ではその「真実であり嘘である話」とは何か?それは「物語」だ。というトンチで第三の道「物語の神ロキ」として生きるという方法を選び、ロキは試練を乗り越えます。
というのが原作でロキが「物語の神=God of Stories」と呼ばれていた経緯です。

God of Story

6話はどうなる?

ロキシーズン2もついに佳境ですが、6話ではロキは手に入れた力(操れるからタイムスリップではなくタイムワープ?)で物語をTVAの崩壊を防ぐ方向に向けて再構成していくでしょうね。
でもTVAが復活したからはい、めでたしめでたし。ではないですよね。
織り機の穴幅を拡大させた上で、じゃあこれからどうする?本当にTVAって必要?って話にもなりそうな気がします。そしてラヴォーナとミス・ミニッツとの決着もつけないといけません。
ただ、僕がふと思ったのは、ビクター・タイムリーが全てのカーンたちの原点だとしたら、カーン戦争は1868年の若いころの彼の心に種を撒いた彼女たちこそが元凶なんじゃないかってことです。「在り続ける者」はもしかしたら自力でそうなったのかもしれませんが、ほかの多くのカーンはラヴォーナとミスミニッツが何度も何度も「在り続ける者」を目指して導いた存在なんじゃないか?と想像してます。その場合に彼女たちの存在は重要なので退場はまだないのかなと思ったりしてます。

さて、どうなるのか。6話が楽しみですね!
そして恐らく「アベンジャーズ:カーンダイナスティ」に後々繋がるラストになると思われます。そのへんも楽しみです。

来週はマーベルズも公開されるので、ロキ6話とマーベルズの感想を頑張って書こうと思います。
そして明日はゴジラ観に行こうかなあと思ってます。感想書く気になったら書きます。

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