３月９日、急に腰に激痛が走り、耐えられない状態に、なってしまった。
仕事は、なんとか行ったが、長い指揮者生活で、腰の痛みの為、座って指導したのは初めてだ。

動く方向の違いで、急にズキーンと来るので、怖くて仕方ない。

馬鹿だね！と言われるのが目に見えているのだが、大の医者嫌いなので、グーグル検索で、これからやるべき事を必死に探す。

検索に飛び込んだ。

演奏会本番が近いのでなるべく早く完治させたい。

検索結果は、私の意に反して、それぞれの専門家が自信を持っているせいか、諸説有り過ぎて、結局、選べなかった。

応急処置として、次の事を実施した。

柔らかいベットから、下の硬い、平らな和室で寝る事にした。
風呂から出た後、塗り薬を塗布し、早めに床についた。

誰でも考える、常識的な処置であり、あまり結果は、期待は出来なかった。

しかし、ベットと違って、畳は沈まないので、眠れない程の痛みには襲われなかった。

次の朝、期待を持って立ち上がろうと寝床から出た。

ズキーン!

激しい痛みだった。

仕事場では皆を心配させたくなかったので、
「もう完璧です。痛みは有りません」と告げた!

しかし、何回も顔を歪めた姿を、団員は見ていた筈だ。

練習の帰路、男性団員が後から息を切らして近付き、「車でお宅までお送りします」と言って下さった。
しかし、心配させてはいけないと思い、丁重にお断りした。
「もっと甘えるべきだ」と帰宅後メールが入った。
心から感謝している。

しかし、今は、改善の方策を早く見つけたい。

毎日の生活習慣を省みて問題点のあぶり出しをした。

毎日、在宅時は、座椅子に座り、猫背が通常、首を少し回すのみ。
食事もnoteもYou Tubeも殆ど同じ姿勢だ。
上体、下肢が固く固まっていた。

これだ！

腰痛は、罹患者数が多いのに、原因の究明は、まだ不明の部分が多いらしい。

仕事から帰り、早速、昨日の続きの検索に没頭した。
暫くすると、興味深い投稿が目に止まった。
専門用語が並び、かなり難解に思われたが、理論的に説得力が有り、信頼できると判断した。

詳細、専門用語の解説は別にして、要点を抜き出してみる。

背骨の数は計２４個有るそうだ。
頸椎（首の背骨）７個、胸椎（背中の背骨）12個、腰椎（腰の背骨）５個で、合計24個あります。

でも最も大切な事は、読み進むと骨によって可動範囲が違う事だと気付いた。

胸は４０度、腰は12度位だそうです。
これは素人でも気付きますよね!腰が後ろに直角に曲がったら、直立歩行に大きな問題が起きるのは確かでしょう。
動かないから良いのですね。

過去にギックリ腰になった時の事を振り返ってみた。
無理な姿勢で、上体を捻らないで腰を回そうとしてた。

目からウロコ

上体、下肢が硬いのだ。

それからは患部の直接的ケアを止め、上体を緩めたり、股関節を動かす体操に努めた。

骨の役目が違うのだから、その対処法が違うのは当然と理解した。

始めてから直ぐに効果が出た。

腰痛が出たのが3月9日だが、暫く経過観察期間を設け、裏付けを取った。
安易な判断で完治を公表し、嘲笑、批判されない様に、文字にするのを我慢した。
　
きょうは3月22日。効果を感じてから10日経過の報告です。
もう大丈夫でしょう!

ある合唱団のメンバーも酷い腰痛で、治療に30万円掛かったと話してくれました。
保険が効かないので高いと言っていました。

私のケースが、多くの患者さんと類似する症例なら、同じやり方で完治を目指して欲しい。

簡単ですぐ効果がでる。

駄目ならやり直しが効く。

お金も掛りません。

後は信じるかどうかだけです!