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平凡なストーリーってお好きですか?

私はとある街のインフォメーションでバイトをしています。

同じバイト同士がめったに会うことはありませんが、社員さんから出てくる話はぶっ飛んだ体験談ばかり。

クラブの裏で金が舞ったとか監禁おじさんとか謎の履歴とか。

私も人より外れた人生を歩んでいたと思うんですけど、まだ私は凡人だと思います。


大人になって気づいた自分への慈しみ


私は上京してからたくさんの人に会いました。

たくさんの人と言っても今でも繋がってるのはほんの数人。

中には嫌いな人、苦手な人、好きだった人、憧れだった人、たくさんいました。

子供だった私はどんな人にでも好かれた方がいいと八方美人な態度をとったり何か言われてもどうせ本音を言っても伝わらないと諦めたり、云々。

そんな中、私はこの数年で夢を追い、たくさんのトライアンドエラーを繰り返し、色んな人がいる人を知った私は「ああ、もういいや」と感じてしまったのです。

私のことを好きでいてくれる人を見よう。
あの人は主人公である私の物語でモブでしか無かったんだ。
人一倍幸せになるにはトライアンドエラーを繰り返すしかない。

世界で1人しかいない私を守れるのは私だけ。


一気に気持ちが軽くなり、なんでも吹っ切れるようになれました。

社会不適合者の自分への向かい方も世の中の歩き方も何となくですが見えた気がしたのです。

嫌な場所はさっさと消えよう。私が居なくても社会は動くし、世界は回る。

だったら短くあっという間に終わってしまう人生を好きなように生きるかぁ、と。

最終的に子供の頃に描いた人生設計がブチ狂った感はありますが、それでもそんな将来にわくわくしている自分もいるのです。

きっと大人からはどうするんだお前、とか中途半端じゃないか、とか言われるかもですけど

それも哀れで可愛い自分が望んだことなのです。

叶えてあげれるのもどうしようもない私だけしかいないのです。

とりあえず2~3年先の予定が立ったのでお金と英語の勉強を始めようと思います。

ところで平凡な主人公のストーリーってお好きですか?


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