見出し画像

池田理代子さんの『オルフェウスの窓』で登場した実在のピアニスト

『ベルサイユのばら』で有名な池田理代子さん。

「ベルばら」はマリー・アントワネットの悲劇とフランス革命を扱っていますが、「オル窓」はドイツの音楽学校から始まり、舞台を変えてロシア革命へと突入していきます。

私が好きなシーンは、音楽学校の生徒だったイザークという青年が、オーストリアでピアニストとしてデビューすることになった辺り。

イザークが自分の演奏に迷いがあったりして、苦悩の日々を送っていたところで、バックハウスという実在のピアニストが登場します。

ベートーヴェンのソナタ15番。思いがけない場所でバックハウス氏の演奏を聴いて、イザークは感激するのです。

生(き)のままの
むき出しの
ベートーベン!!

無心に
虚飾を捨て去った
ベートーベン!!


若かりし日のバックハウス氏。めちゃくちゃダンディーに描かれています。実際、そうだったのでしょうと思います。後日、イザークに

全ての基本は
スケール(音階)の練習と
そしてバッハです


と助言するのが印象的。

⬇フォロワーさんのこちらのnoteで、バックハウス氏の演奏を視聴することができます!


この記事が参加している募集

好きな漫画家

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?