実在

ウィリアムのオッカム

1285年頃~1347or49年

イングランドのオッカム出身のウィリアムさん。スコラ学後期の代表的な哲学者ではあるものの、むしろ中世のスコラ学が崩壊していく過程を導いたとも言える人物。学問とキリスト教信仰との統合がスコラ学の特徴だが、オッカムは両者を鋭く区別し、統合することは不可能だとした。スコラ学そのものはその後も続いて17世紀頃にもう一度ピークを迎えるが、その頃にはヨーロッパ唯一の学問体系で

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自我って

何かいまいち、どうしたらいいのかがよく分かっていないけど……

自我って、まるで悪魔や鬼のように語られることも多いけれど…
自我って本当は、とても純粋な存在でもあるような気もする。

ただただ本気で罪を怖れていて、不安で心配だから、一生懸命に私を守ろうとして必死に私のために働いてくれている存在なのかなという気もしてる。

だから自分が真理に、救済に向かっていくとしても、自我という存在を切り捨て、置

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21世紀の最終兵器「花譜」

Twitterでトレンド1位をついにとっちゃいました。 

#花譜不可解

15歳のヴァーチャルシンガー、花譜ちゃんです。

本日東京でワンマンライブがありました。

もう隠せませんね…。

彼女は、特別で、本物です。本物の15歳。本物の声、歌声、本物のキモチ。

バーチャルシンガー(vtuber)で本物、と言うのも変だけど。

見れば分かります。本物だって。見て下さい。ミレバワカル。

心の準備

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絶対と相対

1. ここで事象とは、現象の相対的発現のことを示す。

2. 私は、
「(ある事象について)絶対的である。」と解釈することができる。
「(ある事象について)相対的である。」と解釈することもできる。

そして、私はこれを他の人に伝えることができる。伝えることによって伝わる可能性がある。

あなたと私において、
「絶対的である。」と解釈することができる
「相対的である。」と解釈することもできる

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取り違えられた王子の話が語ること

今日、ある人と話していて話題にあがったのが「本質」という言葉。

よく見かけるし、もちろん自分でも使います。たとえば
「本質的に」「本質をつく」「本質をあらわす」
なんて風に。

「本質」の簡単な意味は「あるものをそれたらしめているもの」「内にあって変わらないもの」

哲学的に言えば「実体」
有名なプラトンの「イデア」です。

もっと日常に近いところでは、バニラエッセンスのエッセンス。「あるものを

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哲学ファンタジー あなたと私のコンメディア 謎その27

謎その27 どうしてこの宇宙だけが本物なの?

「まさにそういうこと?」

僕は思わずオルフェウスに聞いた。

「はい。一つ一つの宇宙は穴のようなもので、そのそれぞれの中に、様々なものが包まれて入っています。そして、私たちの宇宙だけは、無数にひしめく宇宙の、外に包まれた穴なのです」

そうオルフェウスが言うと、石戸さんがこうつけ加えた。

「三つにくっついたマカロニにたとえるとしたら、こうかな。三

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いとうしのは存在しない

「ガチバトル」の重要なメンバーである「いとうしの」が存在していない可能性が出てきた。
(なお、ガチバトルの構成員はふたりだけなので全員が重要なメンバーである。)

いや、彼女はたしかに現実に存在する人物なのだけれど、その存在をネット上で確認できるのはツイッターのアカウントのみで、それをつい先日消したらしい。

このようにLINEのやりとりは普通にしているので、べつに消息が分からなくなったとか、仲違

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西田幾多郎『善の研究』を読む 純粋経験についての哲学的考察がなぜ同時に善の研究でもあり宗教哲学でもあるのか

はじめに

 經驗するといふのは事實其儘に知るの意である。全く自己の細工を棄てゝ、事實に從うて知るのである。純粹といふのは、普通に經驗といつて居る者も其實は何等かの思想を交へて居るから、毫も思慮分別を加へない、眞に經驗其儘の狀態をいふのである。例へば、色を見、音を聞く刹那、未だ之が外物の作用であるとか、我が之を感じて居るとかいふやうな考のないのみならず、此色、此音は何であるといふ判斷すら加はらない

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脳が「意識された現実」という幻覚を作り出す仕組み

私たちは皆、ずっと幻覚を見続けているのであり、一同が合意する幻覚が「現実」と呼ばれるのです。——英・神経科学者アニル・セス博士

サセックス大学サックラー意識科学センターのアニル・セス博士のトーク内容は、私の現実に対する見解と一致します。また、これはヘブライ大学の歴史学者ハラリ氏の書いたサピエンス全史で重要な部分=この世界の虚構性や、養老孟司の唯脳論の内容とも馴染みます。そして、受動と能動の中間に

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