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No.15/装丁で始まる読書/【GO WILD】(著 ジョンJ.レイティ&リチャード マニング)

あと1日ありますが、あっという間の1月でした。6時ごろでも少し明るさが残っていてだいぶ日がのびてきた印象です。お風呂タイムで姉と話しているとそれを『世界が明るくなってきたね』と表現してて、ちょっと別の意味に聞こえて笑いました。

さて本日は、装丁から本を選ぶぞ!と決めておりまして、鮮やかな黄緑色一色の装丁であった【GO WILD 野生の体を取り戻せ!】という本を選択しました。

今日も書いて深掘り

手に取った理由

上記画像にも書かれておりますが、文字を見て意識的に本を手に取るのではなく、感覚的なものに頼って今日は本を選びました。なぜ、その色の本を手に取ったのか。今日はちょっと眼精疲労感じてるとか、自然に触れたいなぁと思っていたから黄緑のものに目を惹かれたのかも。無意識で選ぶということは、潜在的に"今"本当に欲しいと感じているのだ!そう思いながら本を読みました。

無意識の選択もその後に深掘りしてみる

『1ヶ月 毎日 本を読む』ルール


【ルール】
・手に取ったら、まずなんで取りたいと思ったのか、読みたいと思ったのか自分の心を深掘りして記す
・丁寧というよりはザッと読む
・要約と感想を書く
(ダラダラ書かない為に20分制限を設ける)


です。

要約してみる

人間の様々な不調、鬱、癌、肥満、高血圧、それらは野生に戻れば治る。そう「野生の体を取り戻せ」とー。
進化のルールに照らし合わせれば、現代人のライフスタイルは健康や幸福に繋がらない。我々の体はパソコンのOSの様にはアップデートされておらず、20万年前と変わらない。

にも関わらず、現代人は元々持つ人類のシステムを無視した生き方をしており、医療も進歩している様に見えて要素的にしか治療をしないため、『ここで何か問題が起きていることは分かるが原因は分からない』で終わってしまう。それらは、人間の体の複雑さを理解していないことに起因するという。

心も身体も脳も動きも様々が複雑に機能する。それらを人類は持っていたが穀物の栽培から徐々に崩れていった…。人の動きや食事、睡眠など様々な観点を具体的なケーススタディと共に紹介していく。

読んでみての感想

冒頭に、『書く過程で自らの人生が変わるのでなければ、そんな本は書く必要がない』という著者の言葉があります。これを執筆されていく中で、論文や既にある本の情報から書いていくのではなく、多くのケーススタディ(実在の人物と実在の話)を盛り込む為、様々な専門家の方々に会いに行かれていました。その行動力と人との繋がりの中で生まれる力を信じる強さに(本の内容とは関係ないですが)感銘を受けました。私もこのnoteを書く過程で自らの人生をいい方向に変えることを意識して書いていきたいと思いました。

著者の本に【脳を鍛えるには運動しかない】【born to run】があり、本作の中でも交えて話が進んでいたのでぜひ読んでみたいと思います。

そして一番印象に残っているのが、レイヨウ(アンテロープ)を走って追い、疲れたところを捕獲することに成功したことで有名な男の話でした。最初は賢いレイヨウは疲れてくると群れの中に上手く紛れこみ結局捕まえられないことが多かった様ですが、アフリカの民族に狩りの方法を習い、それを実践すると捕まえられたそうです。その話では狩に大切なのは優れた走力でもなく共感力が大切だと教わったようです。ここでも出てくるのか共感力!と驚きました。

まとめ

『健康で幸せでいたいなら自然に帰れ!』はめちゃくちゃパワーワードでしたが、かなりエビデンスのしっかりした一冊でした。そして何より著者が執筆しながら変えていった食事や運動法、考え方などから人生が変わっていることもしっかりと証明されているものなので、全て一つずつでも取り入れていきたいなと。まずはランニングからですが、本書でも紹介されている五感を刺激するトレイルランに挑戦してみたいなと思います!

本日もお付き合い頂きありがとうございました!また明日。

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