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今週の投資関連注目記事(4月第3週)

基本的に週末、一週間分の新聞・雑誌等から、気になった記事をピックアップして、三行以内にまとめて、素人投資家ならではのゆるくて無責任な視点で、思いついたことを自由気ままにコメントしていきます。
尚、具体的な企業名も度々登場することになりますが、記事になった時点で既に株価には反映されているものと認識しており、決して購入を煽る目的ではありません。


・中国「空飛ぶクルマ」離陸迫る
イーハンは量産許可を取得し、239万元(約5000万円)で売り出し。EV新興の小鵬汽車(シャオペン)傘下企業も10~12月に中国で予約販売を始め、25~26年に量産の計画で、価格は1000万元台(2000万円強)とのこと。
4.20 日本経済新聞

「空飛ぶ車」と呼ばれる電動垂直離着陸機(eVTOL)は、EV関連の電池などで技術の蓄積がある中国がいかにも強そう。海外への攻勢も早そうだし・・・


・福井来訪者、新幹線開業で31%増
KDDIが保有するビッグデータをもとに、北陸新幹線が開業した3月16日から3月31日までと、前年の3月18日から4月2日までを比較したところ、関東圏からの来訪者が7万1000人で前年から2万8000人増加。
4.19 日経MJ

アーリーアダプターが一巡した後、どうなるかに注目している。
東京~福井まで最短でも3時間弱、且つ関西や名古屋からは、逆に電車でのアクセスが不便に・・・ということを考えるとどうなるのか?


・飲食店倒産、過去20年で最多
帝国データバンクによると、23年度の飲食店倒産件数は22年度に比べ56%増の802件。コロナ禍での支援制度終了、人手不足、原材料費高騰などが理由で、大人数での宴会件数が戻っていない居酒屋の倒産が最も多かった。
4.19 日経MJ

最近はどこの飲食店へ行っても、入りきれない程賑わっている飲食店が多いように思えるが、この状況下で倒産件数最多とは皮肉なものだ。



・KDDIがAIスパコン
経済産業省がAIを開発する際に使うスーパーコンピューターの国内整備に乗り出す。KDDIなど5社に整備にかかる経費の半額から3分の1に相当する725億円を補助し、出遅れるAI開発の裾野を広げるとのこと。
4.19 日本経済新聞

これは経済安全保障や産業競争力強化の観点から・・・ということらしいが、ここ最近、AIや生成AIの開発に経営資源を集中させる動きが本当によく目立つ。


・オリックス、中古太陽光パネル国内販売
オリックスが、月内に子会社を通じて中古太陽光パネルの国内販売に乗り出す。太陽光発電事業者などから買い取った、使用済み太陽光パネルの出力性能と外観を検査した上で、新品の半額程度で再販するとのこと。

4.17 日刊工業新聞
2030年に急増しそうな太陽光パネルの廃棄物は、これまた関連するビジネスが今後増えていきそう。


・日産、全固体電池準備進む
日産自動車が2028年度の実用化を目指して研究開発を行なっている全固体電池のパイロット生産ラインを初公開。全固体電池はEVの次世代電池として注目される。又、車体構造を一体成形する「ギガキャスト」も導入する方針。
4.17 日刊工業新聞

この記事だけ読むと、日産がEVの次世代電池では一歩先を行っているように思えてしまうが、トヨタは2027年度の実用化を目指し、中国でも巨大アライアンスを結成していることを考えると、寧ろ遅れているということ?


・日産、銅不要のモーター
将来的にEVの製造コストを3割下げ、2030年度にガソリン車と同等にする計画の日産が、銅の代わりにアルミを使った次世代モーターの開発を発表。
銅より軽くて安いアルミで、車体の軽量化や製造コストの低減につなげる。
4.17 日本経済新聞

高騰する銅の代替品としてのアルミの需要増加は最近よく耳にするけど、今度はアルミが高騰していくのか?


・中国にEV墓場、テスラ株は暴落…「やっぱりトヨタは正しかった」と浮かれる人が見落とす死角
EVに対する盛り上がりが世界的に鈍化しているが、中長期的に世界のEVシフトは再加速する可能性が高い。東南アジア市場を中心に日本と中国のメーカー同士の競争は激化しそうで、EVの切り札「全固体電池」の実用化がカギ。
週刊ダイヤモンド

全方位戦略=日本(トヨタ)というイメージが定着してしまった感があるけど、中国はEVのみならずガソリン車でも世界市場で存在感を高めている。
いずれにせよ「中国はEVで崩壊」というのは大間違いということか。





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