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理想の1週間から描いてみる

【理想の未来】を描いてみる

様々なワークを実践しながら自分にとって理想の未来ってなんだろう?
と思い描いてみます。

完成したはいいものの
どこか現実離れしたような感覚
他人事のように感じてしまう理想の未来をみて
「私には無駄だ」と感じてしまうときはありませんか?



ブログにお越しいただきありがとうございます。
心理カウンセラーの飛田竜之介です。
よければ最後までお付き合いください。



理想の未来を描くことは
そこにたどり着くためにとても有効な手だと思います。

脳はイメージと現実を区別できません。

脳内でありありと理想の未来を描くことは
脳にとって、それを現実と認識していることと同義になります。

すると日常生活の中で理想の未来に到達するために
必要な情報に遭遇することが出てきます。


そうすることで、だんだんと理想の未来にたどり着く。




と、まぁ、理屈としてはこんな感じになります。

ですが、思い描いたはいいものの
現実味が湧かないと感じたり絵空事のように捉えて
諦めてしまうケースも多くみられます。


私たち人は、何か物事に挑戦するとき
目標を達成したいという「達成動機」と
目標を失敗したくないという「失敗回避動機」の二つが存在します。

達成動機は、目標を達成したときの喜びを得たいというもの。
失敗回避動機は、目標が達成できなかったという失敗を避けようとする、そのためチャレンジしないようにするものです。


目標設定する場合、ある程度達成可能のビジョンが見えているほうが
私は一番モチベーションを高くもつことができます。
「達成動機50%ー失敗回避動機50%」
の状態がベストと言われています。

ただし、達成動機が人よりも強い場合は
「達成動機20%ー失敗回避動機80%」でも
モチベーションが上がるときもあります。
逆もまた、然りです。


さて、この「達成動機理論(達成動機付けモデル)」で
理想の未来のケースを見てみましょう。


自分にとってこんな人生になったら幸せだなぁと
色んなワークを行い、自分の強みや、幸せのピースをかき集め
いざ、それを組み合わせて自分にとってのパズルを組み立てます。
そうしてできた理想の未来。
これが実現したらどれだけ幸せなのだろう。

しかし、そこに到達するには
いくつもの知識や経験、人脈、お金とあらゆるものが必要で
そのほとんどを自分がもっていません。
最初はワクワクしたはずが、どこか他人の人生を
眺めているような感覚になってきました。

そして最終的に
「こんなのは夢物語だ。私にはできない」
と感じてしまいます。


これはあまりにもハードルが高すぎて
失敗する可能性しか見えない状態になっています。
たしかに達成できたときの喜びは万感のものがあるでしょう。
しかし、あまりにも無謀過ぎる。

達成動機5%ー失敗回避動機95%

のようなものを描いてしまったのです。


達成と失敗の割合は人によって違うので
自分にとっての適切なハードルを見極めるのは
重要な課題となります。


一番モチベーションが上がるのは50%ー50%なので
まずはそこから始めてバランスを取るのも
一つの手でしょう。


さて、理想の未来を描き挫折してしまう人には
「今のあなたにとっての理想の一週間はなんですか?」
ということから考えてもらうことを提案しています。


今の自分で実現可能な一週間なので
今はある資源(時間やお金、住む場所など)で考えます。

月曜日は仕事
ランチには大好きなハンバーグを食べて
仕事終わりにサウナによって帰宅。

火曜日は少し早めに出社する。
電車の車内はいつもより空いていて
椅子にすわりのんびり景色を眺めながら通勤できるのは気持ちがいい。

水曜日は……


と、今あなたに実現可能な理想の一週間を描いてみます。
書き方のポイントは「あなたが一番ワクワクする書き方」です。
ルールは存在しません。
どんな風に書いたら読み返したとき一番ワクワクするだろうか?
どんな要素があるとワクワクするだろうか?
そこだけを考えて描いてみます。

実際に描けたら、まずは一週間それを試してみましょう。

今のあなたに実現可能なレベルの話なので
ハードルはぐっと下がるでしょう。


そして実際に試してみて
自分がどう感じるかを大切にして、フィードバックしていきます。


金曜日はいつも仕事終わりの飲み会が恒例だった。
でも今日は不参加。
いつもより早めに帰宅して
大好きな映画を観ながら一人晩酌!
仕事を頑張った自分を労います。


フィードバックすることで
理想の未来に必要なもの、意外と不必要なものが見えてきます。

そして次は自分事として捉えられる先の未来を描いてみます。

3ヶ月後だと感じるならそれでもOK
3年後までならいける!ならそれでもOK

ここにもルールは存在しません。

自分が描いた理想の未来が
困難はあるだろうけど、自分の未来として
思い描けるのならそれでOkです。


そうやって、少しずつ伸ばしていけば
達成のためのハードルも下がっていきます。


まずは、理想の一週間から描いてみるのはいかがでしょう?

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