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「嫌われる勇気」から紐解く快適生活。全ての悩みのもとは人間関係である。

今更かもしれないが
「嫌われる勇気」を読んだ。

なぜか読んだのかと言うと後述するような
きっかけであったのだが。
それは後ほど。

哲人と青年の対話方式からなる本作。

哲人は青年とディスカッションしながら、
アドラー心理学を説いていく。

青年はとにかくコンプレックスの塊で
人間の悩みの縮図のような人間。

自分に自信がなく、嫉妬深く、
他人を羨み、見た目や学、あらゆる事に
コンプレックスがある。

もし、自分の見た目が良かったら、
もし、自分の生まれが違ったら、
もし、自分があの人であったら。
などと言う。

わかる、分かるわぁ。

青年の気持ち、めちゃくちゃ分かるんですよ。

そこでね、言われるわけです。

全ての悩みの根源は人間関係からくるものである。

と。


極論ね、

あり得ないんですけど
自分1人がこの宇宙に存在するとする。
たった1人が。

想像する。

そうしたら誰とも比較しようもなければ、
誰と会うこともない。そうなると見た目なんてどうでも良ければ、学や金銭などもどうでも良い。

本当極論なんだけど。

ああ、確かにそうだ。
誰かが存在するから、悩みは生まれるのだ。

他人の目ばかり気にして、
そして嫌われたくない。


結局他人目ばかり気にしていることは
自分の人生を生きていない。
他人の人生を歩んでいる。


勇気を持って、嫌われてもいいから、自分らしく生きる。


その行為が結果として、自分に賛同した人間が集まる事になる、と。

そして、他人を縦の関係で見ない。
横の関係で見る。
人は知らずのうちに、上下の物差しで他人を見ている。
あの人には敵わない、あの人よりはマシだなどと。
上下で見るから、劣等感が生まれる。
他人を敵だと思う。
もっと横の関係で見る。
そして、他人は仲間だと見る。

アドラー心理学は
すぐに習得できるものではない。

ただ実行する事により、
あなたは今、この瞬間から幸福が訪れるのだ。

んな訳あるかいと思ったあなた。

ご一読を。

私は人生のバイブルとして生涯手元に置いておくつもりだ。


読後、

なるほどな、と思い当たる節がありまくった。

私は元々飲みに行くのが好きで、
割と誘われたら行くし、予定がなければ全然行くよ、とそんな感じのタイプであった。

そんな折、
勤めている会社の業績が大幅にダウンし、
社員全員が減給という事態に襲われたのだ。

マジか…
前回の女の人生記事でも書いたが私はシングルマザーで息子を育てている。

急遽家計を見直し、予算を立て、交際費を大幅に削ることにしてみた。
飲み代がなんせ爆発的に高いのだ。

なるべく予定は入れず、休日は自宅で過ごすことした。

そこで起きた気持ちの変化とは…?


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