コロナ vs. 歯科矯正 ～どちらが先に終わるのか？～
私がまたnoteを書くなんて。
教養なし言語化能力なしな日本語貧弱人間ですが、そんな私が徒然に気まぐれに書いてみました。
今回もこれからも、お役立ち情報は一切ありません。
投稿一つひとつが私の自己紹介。
2020年4月、私は以下の問いを投げかけて歯科矯正を開始した。
コロナ禍が終わるのが先か、歯科矯正が終わるのが先か。
時は2019年春に遡る。
当時就職を機に東京に出てきて数ヶ月経ったところであるが、家の近所にかかりつけの歯医者を作ろうと、近くの歯医者を受診した。
そこで検診を受けた時に医師から若干憐みのまなざしで、
「歯科矯正をお考えになったことはありますか？今は良くてもこのまま放置しておくと高齢になった時に噛みきれないといった支障が出てくるかもしれません。」
と言われた。
うん、昔から歯並びは悪くて、でもまぁそれがチャームポイントだし、そこまでブスじゃないし、矯正器具つけて見た目悪くなるの嫌だし、と思って放置してきたんです。
でもこの時「高齢になった時に噛みきれない」と聞いて、いつまでも美味しいお肉が食べたい😭と思って、心が揺らいでしまった。
そこから歯科矯正について調べて、いくつかの矯正歯科に問い合わせるなどした。
そしてついに2019年7月、契約をした。
金はバカになりません。
両親、どうして幼少期にやってくれなかったの。
まだ仕事始めて1年にも満たないのに100万なんて痛手すぎる出費だよ、まさか両親の策略にはめられたのか…！？…父母、やりよるのぉ……。とかわけわからんこと考えながら、2回の分割で支払った。
矯正方法はいろいろ検討して「マウスピース」による矯正をすることにした。
何度も歯医者に通って施術のシミュレーションを繰り返し、親知らずを抜いたり上顎を広げるためにネジ回して前歯をすきっぱりにしたりして、歯を動かす準備をした。
そんなこんなで季節は秋になっていた。そしていよいよ発注。
歯科からは、2ヶ月ほどしたら届くのでそしたら連絡します、とのことだった。
せっかちな私は、「さっさと動かし始めてさっさとキレイな歯並びにしようぜ！！」とやきもきしていたのだが、まぁ20枚以上のマウスピースだ、作成にも時間がかかるだろうし我慢して待とうと待っていた。
しかし年末になってもまだ連絡はこない。
年は明け、2020年2月、武漢のニュースもちらほら。ダイヤモンドプリンセスなるもののニュースもちらほら。
まだ連絡はこない。
年度は明け、4月。
緊急事態宣言なるものが発せられ、仕事にも影響が。みんなてんやわんやだ。マウスピースどころではない。
100万払わせといて約束の期日までに連絡もよこさないでクソだなと見限って面倒くさくなって放っておいた(といっても待つしかなかったのだが)。
そしたらようやく「届いたのでお越しください」とのこと！！！
あーもう待ちくたびれたよ！！！まぁコロナの影響とかもあったんかな！！ムカつくけど金払っちゃったから行ってやるよ！！！
と、単純だからころっと気持ち変わってそのまま歯医者へ。
そんなこんなで緊急事態宣言中の2020年4月、私の歯科矯正プロジェクトは開始した。
予定では1枚10日間×25枚なので2020年の年末には終了する予定だった。
その頃はコロナの実態はわかっていなかった。
ただ、感染症だしそんな一瞬で消滅することはないだろうという予測から、私は一つの問いを投げかけて、歯科矯正に臨んだ。
それが冒頭の
コロナ禍が終わるのが先か、歯科矯正が終わるのが先か。
である。
そして2020年年末。
コロナはまぁ、終わらんやろ。
では歯は？
医師からは「八重歯もキレイになりましたし見た目は良いのですが奥歯の噛み合わせがもう少しですね。このまま終わりでもいいですがせっかくなら噛み合わせまで完璧にしませんか？」と言われ、お金も一回の延長ならタダなので
「やります」。
ということでコロナvs歯科矯正は第2ラウンドに持ち越された。
（この調子で書き続けるとクソつまらない文がつらつら連なった超大作駄作ができあがるのでこのあとは省略します。）
時は経ち2024年3月。
ていうかまさに今日3月24日、第5ラウンドが開始されました(白目)。
コロナは5類とはいえ消滅してないのでね！？
私も今月かかったしね！？
だからまだ勝負はついてないってことでいいですよね！？
ーコロナと私の歯科矯正の戦いはまだ続いているのだ。ー
はぁ〜〜、また不便な日々が続くのかぁ😭
4年間も「食べたい時に食べられないから食べる前に毎回トイレにいって外す」「人とご飯の約束をしているときはいつ外すのが最適か常に考える」「1日20時間以上の装着のため食べ終わったら歯磨きして即装着」な生活を送っている私を誰か褒めて欲しい。
▶▶ 歯科矯正をする中で思ったこととか周りの変化とかを少し。
・せっかく見た目が気にならないマウスピースにしたのにずっとマスク生活
・25枚届いた時はさすがにワクワクして全部並べて写真撮って「ああ一年後には私はこんなキレイな歯並びになっているのね❤︎」とか考えたりした(キモい)
・マウスピースをつけていると自由に食事ができないので外した時の暴食がすごかった。
・仕事の合間や友達と遊んでいる流れで食事をすることになったときは「儀式行ってきます」と言ってマウスピースを外すことを周りから受け入れられた。
・歯科矯正を始めたことを研修中などに同期と話していたのだが、2020年中頃には同期の3人が歯科矯正を始めた。「インフルエンサーぽ」になった。
・歯を出して笑うことが好きになった。今までは友人の彼氏に「口開けなければ可愛い」と言われていたのだが、たしかにな。と思った（冷静にその彼氏めっちゃひどくない？？てか君誰？？？）。
・自分の顔を鏡で見て機嫌をとることもしばしば。
・そしたら（？）美意識も上がって全身脱毛とか骨盤矯正とか高い美容院のトリートメントとか服爆買いとかした。
・でも彼氏はできない。なぜだ。
一番感じた変化は「自己肯定感爆上がりした」ことかな。
顔に自信がついたら何をするにも「私がやるんだから大丈夫だ！」と常に自信にあふれるようになって、毎日が楽しくなった。
まだ終わっていないし生活束縛されて大変だけど、総じて、本当にびっくりするくらい、「歯科矯正やってよかった」と思っている。
最高の自己投資だと思います。
はい、歯医者の回し者のようにいい話（？）っぽくまとめていますが、今日第5ラウンドが開始されて歯科矯正生活5年目に突入するということで、
さすがにもういいだろ……。
という虚無な気持ちを奮い立たせるために書いてみました。
ありがとうございました。
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