雑記〜今宵の呟き〜




 この、通院が命綱になっている。


 最近、この様に、言ってもらえることが、増えた。

 私は、とても嬉しい


 精神科医は、突き詰めて言うと、論理性というより、精神性が重要であると、私は思う。


 私自身が、自らの存在を、差し出し、患者様を支え、そして、患者様が自ら成長し、旅立つ。


 そう、毎日が、その繰り返しだ。


 所詮、私は、それを見守ることしかできない。だが、幸せである。


 精神科医という仕事は、とても簡単そうに見えるが、実は、それなりに難しい。


何故なら、


 精神科医とは、如何に、少ない言葉で、相手を動かすことができるか、そこに真価があるからだ。


 病気の知識や、薬の知識でもなければ、政治経済学でもない、
 精神科医自身が、己で導いた、哲学を患者様に提供する。そこに意味がある。


 そう、唯一無二であるべきなのだ。


 これは、与えられた、学問をそのまま述べる訳ではなく、
 そのものが、たどり着いた、究極の概念を提供する、これこそ精神科医の、真髄である。


 精神科医とは、哲学者に近いのかもしれない。私は、これらも苦しみ続ける、どう思われようとも。



 話は、変わるが、私は、

 最近、一部のフォロワーの記事しか読めていない。いや、読む気力が、ないのかも知れない。


 今日も、外来は、60名を超えた。よく分からないが、少しだけ、忙しいのだ、許してくれ。


 もし、不快なら、今すぐにフォローを解除してくれ、こんな、顔も名前も知らぬ、存在などフォローしても意味はないだろう。


 みんなは、このSNSで、一体、何がしたいのだ、承認欲求か、

 しかし、承認欲求とは、一度、手に入り、失うと、暴走し、自分を見失いかねない。


 自分にとって何が大切なのか目つめ直してほしい。


 騙されたと思って、1日スマホを触らない日を作ってくれ。


 如何に支配されていたかが、分かる。


 あなたは、Nの住民から脱するべきだ。


精神科医ましろ


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