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世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし

世の中に たえて桜の なかりせば
春の心は のどけからまし

タイトルにもしたこの和歌は在原業平が作った歌で
意味としては、この世に桜なんてなければ春の人々の心はどんなにのどかだっただろうという意味。

百人一首すらろくに覚えていないほどに和歌や短歌を知らない私だが、ほぼ唯一意味まで知っているこの歌がとても大好きだ。
この歌以上に日本人の桜に対する意識や思いを、端的で綺麗に表現しきれているものを私は知らない。


今日は東京で桜が満開になったらしい。
私の家の近所でも桜が咲いていて綺麗だが、1~2週間で散ってしまうというのはとても寂しく感じる
この時期に感じるこの寂しさは私が好きな感情の1つだ。

何百年経とうとも、日本人にとって桜が咲く頃から散るまでの約1ヶ月はとても大切で特別な期間なんだろうと思う。
そして、いまだに日本人の中で変わらぬこの期間と感情を表現している最初にあげた歌はやはり名歌なのだろう。

こういう名歌を知るともっと他の歌も知りたくなるが、まだ手がつけられていないのでおすすめの和歌があれば教えてほしい。
もちろん百人一首はしっかりと手をつけていくつもりではいる。


最近はあまり外に出ていないが、今週末はゆっくり桜を見に行こうと思う。


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