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年金制度と女性の働き方について

年金制度を語るうえでモデル世帯というものがあります。
夫+専業主婦+子供二人 というのがモデルです。

厚生労働省が示す将来予測なども、上のモデル世帯が使われます。
妻は20歳~60歳まで専業主婦の設定。
現代だと、20歳~60歳まで専業主婦ってあまりいないような気が。

また、遺族年金の考えかたも、主に家計を支えている夫が亡くなったときに保障がされる前提になっている。会社員の妻が亡くなっても、夫が55歳以上でないと遺族年金は支給されない・・・

また支給を受ける際だけではなく、加入時も、〇〇万円の壁!って以前から言われていて、意識して働いている方も多いと思います。
〇〇万円の壁については、私自身の考えとしては、損か得か、ではなくて、自分がどうしたいのか。自分がどういう人生を歩んでいきたいのか。が大事だと思っています。

よく言われていることではありますが、3号被保険者(年金上の扶養)の保険料は、厚生年金加入者と公務員で負担していることになっています。
独身者は、何で…と思うのは自然なことです。
厚生労働省は、年金制度も時代にあった仕組みに変えていかないと、いつまでたっても女性がバリバリ働こう。と思えないのではないかと。

小手先だけの改革ではなく、根本的に変えてほしいなーと思うのです。

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