アメリカでMercariにお世話になっています。

大人気の「決算が読めるようになるNote」はお友達なこともあっていつも読んでいるのですが、最近の 「メルカリは本当に「世界を取る(かも)」と思った件」の記事で次の文面に反応せざるを得なかった私でした。

「。。。僕の周りのアメリカ人でメルカリを使っている人がいない。。。」(前後の文脈はオリジナル記事ご覧ください)

「私、使ってます!」 

と手を挙げたら「おー!いた!」と感動していただけたので、今日は個人的Mercariアメリカ体験談と、他のフリマ系サービスの話をしたいと思います。(法律の話はお休み。)

まずは、私とMercari (アメリカ)の話

定期的に「断捨離」熱にかかって、一気にモノを整理したくなります。寄付したり(Goodwillという非営利団体で随時受け付けている)、誰かにあげたり(特に子供服・おもちゃ)が殆どだったのですが、「売る」っていうのもやってみようかなというふと思ったのが去年の夏でした。ちょうどMercariアメリカの方にお会いする機会があり、へー日本でそんなに流行ってるんだ、すごいなぁ、へー、アメリカでもローンチしてるんだ、頑張ってるな、と思っていた頃でした。また、日本の知人が「Mercariに古いiPad出してあっという間に売れた!」と言っていたので、さらに「へー」という感じでした。

「オンラインで売る」ってなんとなく面倒そうだったので、まずは経験者であるうちの一番上のお姉ちゃん(大学一年生)に売ってもらおうと思いました。ちょうど夏休みで帰ってきて、手持ちのお洋服を絶賛eBayで断捨離中だったので。

ところが「ママのものと一緒にするとなんとなく私のeBayショップイメージが汚れるなぁ。。。」とあっさりと断られてしまいました。

娘は高校生の頃からeBayでちょこちょこ売ってお小遣い稼ぎをしていたので、品物の写真撮影、バイヤーとのやりとり、発送をソツなくこなしてきたお陰で、⭐️マークが沢山つく優良eBayユーザーステイタスを保っています。Abercrombie & Fitch Tシャツ3枚組とか一回着ただけのワンピとかをサクッと売って、高校のプロムパーティー用のドレスも「どうせ一回しか着ない」ものなので、こだわりなくeBayでセコハンも探してました。(最終的には新品買いましたが(←親が))  

なので、彼女なりの eBayプレゼンスの方針もあり、ママのは混ぜたくない。。。と。

悔しいので私もeBayで売ってやる!と思ったのですが、今度は逆に全くの新参者が気軽に参入できない雰囲気が。。。「私みたいにレーティングがいい人からは買うけど、レーティング「0」だときついよ」と娘からの鋭いコメント。

プロのショップや昔からのセラーの存在が強すぎて、満員電車状態のように見えたeBay。ここに入ってもいいことないだろうな、と断念しました。満員状態のプラットフォームだと自分の気に入ったuser name取得することもできないので、新天地でのびのびと自分のテリトリーを広げるのも気持ちいいものがあります。

そこでMercariをトライしてみよう!と早速アプリをダウンロード。アカウントを作るのも、インターフェィスも、出品の流れも、eBayより簡単でスムース!早速いくつか出してみました。

待つこと数日、何もない状態が続きます。値段下げたり、お姉ちゃんに相談して写真やり直したりするうちに一個売れました。売れるとアプリに「チャリーン」って通知が来て、「あれが売れたのかぁ!」って感慨深いものがありました。

売れ出すと今度は楽しくなってきて、「これ売れるかな、出してみよう」と実験的感覚で色々出してみました。旦那からも時々「これ、売ってみて」とお宝が出てきて、それがサクッと売れたりすると「wow」って家族で共有。子供達にもこういうのがあるのよ、と共有すると自分たちのおもちゃも売りたがり、我が家でちょっとしたプチ・ブームになりました。

発送が面倒かな、と思っていたのですが初めてみるとあまり気になりません。(発送用の箱・梱包材は手元にたくさんあるし。)また、ちょっとした気遣いに「Excellent Seller!」とのコメントをもらい、嬉しかったりします。プレゼント風にラッピングしたり、ちょっとしたおまけをつけたり、Thank you!のお手紙をつけたりして、今では100% ポジティブ・フィードバックをもらっています。

Mercariに出しておいて、忘れたころに「チャリーン」通知が来る場合もあります。私としてはとてもlow maintenance、でも時々プチハッピーを持ってきてくれる、楽しい存在になっています。

Mercari以外のサービスも見てみました。

本命はMercariに大変お世話になっていますが、他も使ってみました。eBay対抗分野として大きなベンチャー投資を受けたスタートアップが複数登場しているところを見ると、それだけのニーズが存在する市場なんでしょうね。ベンチャー投資額の詳細はそれぞれCrunchbaseのリンクを入れているので、元情報も合わせてご覧ください。

Poshmark

主にブランド品、主に女性向けです。セコハンファッションのブランドとしても確立してきた印象です。「Kate Spade」「Marc Jacobs」などブランドに特価した「オンライン・バーチャルパーティー」の通知が時々来ます。 参加したことないですが、自分のリスティングをそこにはって、プロモーションする場のようです。ブランド品と無縁な私ですが、着なくなった昔のKate Spadeが一個だけ売れて、嬉しかったです。

✔︎ 創業:2011年
✔︎ これまでのベンチャー資金調達合計:$40 million
✔︎ 直近の資金調達:2015年4月に$25 Million 

Crunchbaseプロファイルには本社Menlo Parkとなってますが、お隣のRedwood Cityに引っ越したようです。 人材募集ページを見るとエンジニアよりもCommunity作り担当やMerchandising & marketingが多いようです。(もちろん、弁護士は今は不要。)

Real Real

✔︎ 創業:2011年
✔︎ 本社:San Francisco
✔︎ これまでのベンシャー資金調達合計:約$83 million
✔︎ 直近の資金調達:2015年4月に$40 Million 

創業から資金調達まで、Poshmarkと同じ時期なのは偶然なのでしょうか?ファウンダーは女性。アプリはPoshmarkと比べてブランドキラキラ〜感があります。

ハイエンドのブランド品を「コンサインメント(委託販売)」として預かってくれます。直接売り買いするマーケットプレースでなく、売り手から商品を預かり、買い手がついたら買値が入ってくる形です。(売れない場合は商品が戻ってくる)10個以上の優良ブランド品(指定リストがある)があればピックアップに来てくれたり、10点以下の場合もFedExで送れたり(送料はReal Real負担)、とにかく「いい商品を数多く集める」ことにフォーカスしてるんだろうな、との印象でした。

一点だけ売れそうな高級ブランド品があったのでコンタクトしてみたのですが、やっぱりブランド無縁な私には不向きなサービス。。。でも問い合わせに対するメールおよび電話での超ウルトラ速度の対応が凄かったです。2回くらいフォローが来て、「興味ないならリストから名前はずすから気軽に言ってね」と勧誘オプトアウトを促してくれ、素晴らしいカスタマーケア展開だな、と感心しました。

募集中のスタッフはこちら。セールスとオペレーションが多い感じです。(弁護士はここも不要)ハイタッチで個人的なカスタマー関係を上手にスケールさせる、というのが売りなんだと予想します。

Offerup! 

ご近所内での売り買いをする「場所限定型」です。受け渡しは直接会うのが基本なので、何となくそれが面倒で、すぐにやめてしまいました。

印象に残っているのが、画像認識の技術。端折ってウエブで見つけた商品説明写真をアップロードしたら「この画像は弊社ポリシーに違反する可能性があります。自分で商品を撮影して、やり直してください」通知がきました。このあたりのエンジニアリングに力を入れてる感じがします。

✔︎ 創業:2011年 (2011年はこの種のサービスのあたり年?)
✔︎ 本社:ワシントン州シアトル市
✔︎ これまでのベンシャー資金調達合計:$178 million
✔︎ 直近の資金調達:2015年11月に$15.8 Million 
✔︎ 募集中の職種はこちら。募集人数10人のうち5人がエンジニア。やはりアプリのエンジニアリングで特徴を出そうとしているのでしょうか?

Craigs List

創業1995年の老舗。最初は非営利団体でしたが、1999年から会社組織に。

何から何まで、売ります・買います広告が整理されていて、とにかく情報量がすごい。ファンシーさは何もないし、UIも昔から進化もしてないですが、売りたい買いたいの目的は満たしてくれる場所です。(私はあまり使ってないですが)Factsheetによると毎月のページビューが「50 Billion」、アメリカだけdもアクセスユーザー数が毎月「60 Billion」とすごいリーチ力。

ちなみにCraigs Listも随時人材募集中です。オフィスはSan Franciscoがメインです。膨大なサイトのメンテナンスとかQA作業はさぞニーズがあることと思います。

5miles(”Smiles”と読む):

OfferUpと同様、ご近所限定(「5マイル範囲以内」)で売り買いできるものです。賃貸物件や人材募集広告も扱っています。(私は使った経験なし)

✔︎ 創業:2014年
✔︎ 本社:2014年にテキサス州ダラス市、および北京(!)
✔︎ これまでのベンシャー資金調達合計:$52 million
✔︎ 直近の資金調達:2016年1月に$30 Million

従業員数はまだ11ー50人、募集ページは見当たらなかったのでまだこれから、という感じなのでしょうか。

LetGo

✔︎ 創業:2015年
✔︎ 本社:New York
✔︎ これまでのベンシャー資金調達合計:$100 million
✔︎ 直近の資金調達: 2015年3月に$100 million
✔︎ 募集中の人材:思ったほど採用してないんだな、という印象です。

創業しょっぱなから$100 million調達してはじまったサービスです。「200万人ユーザーと$100millionの資金でeBayに挑戦するスタートアップ」と大きく取り上げられました。

ちなみに5milesとLetGoは広告が良く目につくので、予算の大部分を広告費に使っているのかもしれません。特にLetGoはテレビCMが面白いです。CMのノリから察するに、「男の断捨離」にアピールしてるんじゃないかと思います。

***

Mercariに話を戻すと。。。最初は慣れない部分が多く初心者ミスで色々どぎまぎしたが、これまでの リスティング実績はまあまあかな、という感じです。

リスティング合計:24個
売れたもの:10個
まだ売れてないもの:14個

まだ売れてないもの、いつしか売れるかな、と楽しみです。Mercariの皆様、引き続きよろしくお願いします。

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”国際系” note まとめ

This magazine curates notes relating to stuffs between globalness and localness.
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