京都のパン作りサークル
京都には、とても多くのパン屋さんがある。
私は去年から京都に下宿しており、地元との違いを認識する機会も多い。その中でも特に感じるのが、「パン屋さんの数」である。実際、京都府はパン屋軒数及びパンの消費量が全国一位であり、3分歩けばパン屋さんに巡り会える。
去年の5月、私はちょうど自炊を覚え始め、料理を楽しんでいた。今日は何を作ろうかと毎日考えており、ネットで色々なレシピを探していた。
ある日、友人がふと呟いた。
「パンのサークルってないよなぁ……」
それだ!!
まさにパンの京都とも言えるこの地で、パンのサークルはとても合っているし、何よりパンを作ってみたくなった。
私はその場で「京大パン同好会」の名前でTwitterアカウントを作り、自らは会長を名乗った。
これが京大パン同好会の始まりである。
当時約10名で、最初に行った活動が、プリンパーティーである。みんなでプリンを作って、食べた。
パンは関係ないじゃないか!と思うかもしれないが、全くその通りである。できたてのサークルなんてそんなもんである。
しかし、それが時が経つにつれて活動の専門性が増していき、今では会員50名以上、料理室を借りて毎週パン作りをするような少し大きなサークルへと成長した。
最近は、クロワッサンとバゲット作りに力を入れており、うまく作れるよう試行錯誤を重ねているところである。
使える粉が増えます。