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橋本ドンのマンション管理士として思う事「<共存共栄(winwin)>の考え その②」

<その①からの続き>

実際、管理組合も自分たちですべてがすべて出来るわけではないですし、その労力を各組合員さん全員で負うのはどうかと思いますし、協力を得ないで専門的な事、コンプライアンスを守ったうえで管理運営できるのか、またそれらの取り決めを、権利関係者が多いなかでの調整業務が実際当事者でするとなると管理運営に大きな支障が出ることが考えられます。

また管理会社もこのマンションの管理という公共的な仕事に対してしっかりと業務をする事で、社会的な信用信頼と仕事を得られるメリットもあり、安定した事業の継続が出来ます。

そうお互いがお互いが必要な関係にて、切っても切れない関係にて、それを継続的にその関係を維持するには、お互いがお互い利益を享受する、winwinの関係、共存共栄の関係が望ましいです。

ただ問題は、それをお互いがお互い、そう精査をして、その関係性を維持するかになるかと思います。管理組合側も管理会社や工事見積などが妥当なのかどうか、実際に組合委員にすべての専門家がいればいいのですがそうではなく、また、誰に聞けばいいのか、専門家の連携を求めるにも取引もなければ協力もしてくれません。

また管理会社側もしっかりと業務をしているのに業務を理解していない人に無理難題を言われてもどうする事も出来ず、適正な運営をする上で業務の停滞、滞りにつながり自分たちの業務意義やしたい仕事が出来なくなります。

そこで、第三者として考えられる一つとして、それらを精査して、コンサルティング出来るマンション管理士ではないかと思います。やはり、この分譲マンションにおいて、管理運営の当事者である管理組合とそれをフォローする役割の分譲マンション管理会社では、お互いが当事者であり、またお互い立場が違うので利益相反とまでは言いませんがそれに近いことが起こっていることがあり、それらをお互いがお互い共存共栄の関係を維持するには、当事者同士では難しく、。第三者であり業務をよく知るものが間に入り、調整するのがいいのではと考えます。

そういった業務の監査役として、管理組合にの代わりに、管理会社の業務を監督し、また、管理組合の運営面での、方向性的などのアドバイス、コンサルティングできる存在になれば、その役割の必要性が大きくなるのではと思います。やはり、組合にとってメリットになる事、必要性がないと受け入れられませんよね。

そんなマンション管理士になれるように今後もこの仕事に取り組んで行ければと思います。

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